ESETのセキュリティソフト群に企業向けゲートウェイ製品を追加、国内販売へ

キヤノンITS、「ESET Mail Security」先行評価版を無料提供

文●TECH.ASCII.jp

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 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2月26日、法人向け製品「ESET Mail Security for Linux」の先行評価版プログラムを提供開始した。同製品を皮切りに、キヤノンITSではESETのゲートウェイセキュリティ製品を国内市場で展開していく予定。

 キヤノンITSは「ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ」の国内総販売代理店として、2003年より個人向け/企業向けのエンドポイントセキュリティ製品群を販売してきた。今後、ESETが開発する法人向けゲートウェイ製品を同シリーズの新ラインアップとして提供する予定のため、先行評価版プログラムを配布する。

 今回の先行評価版プログラムは、法人がESET Mail Security for Linux V4.0を無料で利用/評価できるもの。キヤノンITSの製品Webページから申し込みを受け付けている。評価レポートの受付期間は4月30日まで、プログラム公開期間は5月28日まで。

 ESET Mail Security for Linuxは、「ウイルス(マルウェア)対策」と「迷惑メール対策」の2つの機能を提供するゲートウェイ製品。エンドポイント製品と同様に、ESETが独自に開発するウイルス対策エンジンやヒューリスティック技術を搭載しており、軽快な動作や未知のマルウェアへの対応などの特徴があるとしている。

ESET Mail Security for Linuxのネットワーク構成イメージ

メール受信時の検査と配送の流れ(Postfix利用時)