エプソン「Endeavor TN10E」はビジネス向けタブレットの大本命 第3回
追加オプションがセットになった「ビジネス支援パック」を紹介
Bluetoothキーボードやデジタイザーペンで「Endeavor TN10E」は更にビジネスに特化する!
2014年02月27日 11時00分更新
デジタイザーペンの使い心地は上々
Endeavor TN10Eにデジタイザーペンがあると、手書きメモの作成など便利に利用できる。Office 2013がインストールされていれば、ワードやエクセルの文書にも手書きの注釈を書き込むことも可能。使い方によっては、キーボードやタッチ操作よりも素早くかつ手軽に情報を記録できるだろう。
Endeavor TN10Eのペン入力は、電磁誘導式のセンサーで認識されるため、極細のペン先を使った繊細な表現が可能。筆圧検知対応アプリを使えば、書く力の強弱でペンの太さや色の濃さを調整することもできる。細かな文字や精密な図を描く際には必須のアイテムだ。
実際にデジタイザーペンで手書き入力を試してみたところ、描画時の遅延もなくスムーズに利用することができた。ペン先とシステム側の認識点とのズレもなく、思った通りの線を描ける。全体的に書き味は良好でスムーズに描くことができるが、筆圧が高いとペン先がやや引っかかるような印象を受けた。普段から書く力が強い人は、軽めのタッチで描いたほうが良さそうだ。
デジタイザー対応のタブレットには付属のペンが軽くて細いものもあるが、個人的には「Endeavor TN10E」のオプションのようにほどほどの存在感があるほうが使いやすい。長さと重量のバランスもよく、長時間使ってもペン入力による疲れは感じにくいはずだ。
なお今回は使用しなかったが、液晶保護フィルムを使うことでパネルの表面加工を光沢のあるグレアから光沢を抑えたノングレアに変えることができる。目の疲れの原因となる光の映り込みが減少するので、長時間作業する人におすすめしたい。
ビジネス支援パックで作業効率をアップ!
軽くて薄いタブレットは持ち歩きには便利だ。しかし、タッチ操作は資料やメモの作成にはあまり向いていない。長文を入力するならキーボード、図やメモを残すならデジタイザーペンを使ったほうが効率的だ。また本体や保存したデータを守るためにも、液晶カバーや液晶保護フィルムは必要だろう。Endeavor TN10Eによる仕事の生産性を上げるためにも、4つのオプションがセットになった「ビジネス支援パック」をぜひ追加しておきたい。
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