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「IP電話/格安通話サービスのわかりにくさ」もLINE人気に

2014年02月19日 05時07分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 無料通話・メールアプリ「LINE」を展開するLINEは、LINEアプリユーザーの3000人を対象とした通話に関するアンケート調査を実施。その結果を発表した。

 通話方法として最も多かったのは「一般音声通話(携帯電話の通話機能)」で93.5%。「LINE無料通話」は67.4%、「LINE以外のアプリの無料通話」は14.4%、「IP電話/格安通話サービス」は4.9%、「スマホでは通話しない」が1%となった。

 おもな傾向として、「5分未満」の短時間通話は「一般音声通話」(66.9%)、「30分以上」の長時間通話は「無料通話アプリ」(LINEが52.5%/LINE以外が39.3%)を利用。「家族・親族(同居/非同居)」と「店舗」への通話は「一般音声通話」が高く、「友人・知人」への通話は「無料通話アプリ」が利用され、用途等に応じて「一般音声通話」と「無料通話アプリ」を使い分けていることがわかった。

 音声通話を利用する際に重視する点は「通話料金」が最も高く、過半数の58.9%が「重視している」と回答。「IP電話/格安通話サービス」については、72.0%が「現在使っているものはない」と回答し、その理由として最も多かったのは「どれを選べばよいかわからない」(32%)だった。同調査からLINEユーザーが拡大し続ける背景に、「IP電話/格安通話サービスはサービス内容や各サービスの違いがわからないため、LINEの無料通話を利用している」という実態が浮かび上がってきた。

「IP電話/格安通話サービス」を利用しない理由

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