—— 前モデルと比べると、薄型化も実現していますね。
大塚「ええ。前モデルのX1 Carbonと比べて、数値にして5パーセントは薄くしています。しかもこれは通常モデルと比べてなので、タッチパネル搭載モデルとの比較では9パーセントほど薄くなっています。ちょっと待ってください。今開きますので」
—— さすがに慣れていらっしゃいますね! 9パーセントというと大体1割ですから、持った感じも違うでしょうね。
大塚「そうですね。重さも1.36kgから1.28kgと、80gほど軽くなっています。持った印象にも差が出てくる数値です」
—— 具体的にはどうやって薄型化を実現したんですか?
大塚「ボトムケースの前方が前モデルより細くなっているのですが、バッテリー容量は減らしたくなかったのです。なので、バッテリーの面積を広げてその分薄くし、ボードの面積を30パーセントほど小型化しています」