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これが未来のインターフェイスだ!!

世界初のLeap Motion内蔵17.3型ノートPC「HP ENVY17-j100 Leap Motion SE」

2014年02月24日 15時00分更新

文● 石井英男

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クアッドコアCore i7とGeForce GT 750Mを搭載

 HP ENVY17-j100 Leap Motion SEは、BTOによってメモリ容量やストレージなどのカスタマイズが可能だが、今回試用したのは最小構成の基本モデルである。HP ENVY17-j100 Leap Motion SEのベースとなったHP ENVY17-j100は、日本HPのコンシューマー向けノートPCの中でも、フラッグシップとして位置づけられる製品であり、エンターテイメント機能を重視していることが特徴だ。

HP ENVY17-j100 Leap Motion SEの底面。底面は樹脂製である

 ボディの天板とキーボード面はアルミ素材が採用されており、質感も高い。ボディカラーは底面がブラック、それ以外がシルバーになっており、上品な印象だ。17.3型液晶搭載ノートPCなので、本体サイズは416×274×29.4~36.4mmと大きく、重量も約3.25kgとかなり重量級だ。

 HP ENVY17-j100 Leap Motion SEは、PCとしての基本性能も高い。CPUとしてCore i7-4702MQ(2.2GHz)を搭載している。Core i7-4702MQは、クアッドコアの第4世代Core iプロセッサであり、Hyper-Threadingテクノロジーにより最大8スレッドの同時実行が可能で、高い処理性能を誇る。

 基本モデルのメモリ容量は4GBだが、最大16GBまで増設できる。ストレージは、500GB HDDを搭載しているが、こちらも1TBや2TBの大容量HDDの選択が可能だ。オプションでは、24GB SSDを追加できる。このSSDは、HDDのキャッシュとして使われ、ディスクパフォーマンスが向上する。

液晶は最大でここまで開く。モバイルノートPCではないので十分であろう

 GPUとして、NVIDIAのGeForce GT 750M(ビデオメモリ4GB)を搭載していることも魅力であり、3Dグラフィックス性能も高い。光学ドライブ治して、DVDスーパーマルチドライブを搭載するが、BTOでBD-ROMドライブやBDドライブに変更することも可能だ。

 液晶は17.3型で、解像度は1920×1080ドットのフルHD対応である。タッチパネル搭載で、Windows 8.1のタッチUIの操作も快適だ。液晶は光沢タイプであり、発色も鮮やかで、コントラストも高い。

キーボードやクリックパッドも使いやすい

 17.3型ノートPCなので、キーボードも大きく、キーピッチは約18.7mmと余裕があって使いやすい。キー配列も標準的で、キーストロークも十分だ。テンキーも用意されているので、表計算ソフトを使う場合など、数値入力が多い作業も効率よく行える。

キーボードやクリックパッドの操作性は良好だ

 ポインティングデバイスとしては、クリックパッドが搭載されている。クリックパッドは、最近主流のパッドとクリックボタンが一体化したタイプだが、サイズが大きく、操作性は良好である。

 インターフェースも充実しており、USB 3.0×4(うち1ポートはパワーオフUSBチャージ対応)、HDMI出力、有線LAN、SDカードスロットなどを備えている。ワイヤレス機能としては、IEEE 802.11a/b/g/n/ac(ドラフト)対応無線LANとBluetooh 4.0を搭載する。また、サウンドにも力を入れており、Beats Audioクアッドスピーカーとサブウーファーを搭載。迫力のある高音質サウンドが楽しめる。

右側面には、ヘッドホン/マイク端子とUSB 3.0×2が用意されている

左側面には、HDMI出力と有線LAN、USB 3.0×2、SDカードスロットが用意されている

 ACアダプタの出力は120Wで、サイズはやや大きいが、薄いので邪魔になりにくい。公称バッテリ駆動時間は約5時間30分だが、持ち歩いて使うためのノートPCではないので、十分であろう。

ACアダプタは120W仕様だが、薄型で邪魔にならない



(次ページ、「コストパフォーマンスが高く、ゲーミング用途にもお勧め」に続く)

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