このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

World of Tanksの世界へパンツァー・フォー ― 第12回

後編:フランス ソミュール戦車博物館 探訪記

シャーマンからメルカバまで戦車200両を一気見してきた!

2014年03月28日 18時00分更新

文● 大塚正諭 撮影●大塚正諭

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
後編は連合軍と現用車両中心にお届け!

<前編へ>

 約880両収蔵、そのうち200両展示という欧州有数の規模を持つ、フランスのソミュール戦車博物館。2009、2011、2013年の3度に渡って訪れたミリタリーライター/カメラマンの大塚正諭氏による探訪記の後編をお届けする。連載一覧はこちら

WoTでも人気のM4シャーマンやマチルダが所狭しと並ぶ

 連合国車両コーナーにはアメリカのM4シャーマンスチュアートM10 GMCグラントやイギリスのバレンタインチャーチルマチルダクルセーダー等の代表的車種が一通り揃っている。これらの車両を眺めつつフランス車両コーナーへ。

「M8 グレイハウンド」 1943年から2年に渡って約8600両が生産されたアメリカ陸軍のM8装甲車。6輪の装輪式で、37ミリ砲を1門搭載し、前線での偵察や歩兵支援に使用された。戦後、陸上自衛隊にも供与されている「M3A1 スチュアート」 1940年代前半にアメリカで生産されたM3軽戦車は、37ミリ砲1門を搭載し、イギリスなどの連合国軍で多く使用された。大戦後期にはM4などに交代され一線を退いたが、火炎放射器搭載仕様に改造され、歩兵掃討に用いられた
「M3 リー(グラント)」 アメリカよりもイギリス軍での使用が多かったM3中戦車リー。もう一つの名称であるグラントはイギリス向けに生産された際の名称で、37ミリ砲と75ミリ砲を各1門搭載。1941年から約半年間、約6200両が製造された
「M4 シャーマン」 アメリカの代表的戦車として圧倒的知名度が高いM4シャーマン。展示車両は75ミリ砲搭載のM4A1型で、各タイプ合わせて約4万9000両が生産、第2次世界大戦から朝鮮戦争、中東戦争まで長きにわたって使用された。陸上自衛隊が供与車両を使用していたことから、日本国内でも見られる
「M10」 対戦車戦闘用の駆逐戦車として開発したM10。対戦車用として威力の高い76.2ミリ対戦車砲1門を搭載し、イギリス軍や自由フランス軍にも供与された。砲塔上はオープンとなっているが、これは砲塔部の乗員が全周囲を監視しやすくするため「クルセーダー」 イギリスの開発したクルセーダーは57ミリ砲1門を搭載し、機動力を求めるために装甲を薄くした代わりに速度性能を高くした巡航戦車。最高速度は時速43キロと当時の戦車の中では高速を誇った
「ジープ」 アメリカ軍の四輪駆動自動車として、フォードやウィリスが生産したジープ。第二次世界大戦時には約65万台が生産され、戦後も長きにわたってアメリカ軍や西側諸国の軍などで使用された「チャーチル」 歩兵支援用として開発されたチャーチルは最高時速25キロ、57ミリ砲を1門搭載。速度は遅いものの、装甲は厚く防御性能は高かった。派生型として、火炎放射器を搭載したタイプが有名
「ダイムラー ディンゴ」 イギリス軍の小型偵察車として使用されたダイムラー偵察車。愛称はディンゴ(野犬)で、その名の通り小回りが利き、機動性は高かったため長きにわたって使用された。そのサイズから、現在は個人コレクターが有している事も多い「バレンタイン」 イギリスで一番多く生産された戦車がこのバレンタイン。歩兵戦車として40ミリ砲を搭載しており、後に57ミリ砲や75ミリ砲搭載型も生産された。北アフリカにおける作戦で使用されたイメージが高い
「マチルダII」 40ミリ砲1門を搭載したマチルダⅡは歩兵戦車として開発され、時速24キロメートルと低速ではあるが、最大装甲厚は75ミリと防御力は高く北アフリカ戦線では大きな活躍を果たした

前へ 1 2 3 4 次へ

この特集の記事

ASCII倶楽部

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII @LIVE 2016、この秋開催

ピックアップ

デル株式会社