東京オリンピックの体験を先取りできるかも!?
── なんだか壮大な実験ですね、これは。
藤山 この実験が成功すると、どこかに旅に行く計画を発表し、その体験をシェアすることを約束して旅行費用を集められるモデルになるかと。
Ocustreamは、配信者の個人体験をそのままトレースできるけど、その人が目を向けなかったものは見られない。一方、360度パノラマ動画のほうは、リアルタイム配信ができない反面、視聴者は映像の任意の方向を楽しめる。一長一短ある両方のカメラを持っていって、その体験をカンパしてくれた皆様にバックしたいと思っています。1万円のカンパCコースでは打ち上げが付いてくるんですが、360度パノラマ動画の専門家が多数いらっしゃいますので、他にも色々見られそうですよ。
GOROman ちなみにOvrvisionは、ネットのOculus開発フォーラムで見つけた直後、開発元のShinobiyaさんに合いに大阪までいってきました。さらにmer2さんが、昨年の7月頃という早い段階でOculus Rift用のUSTREAMを試していたことが光輝くんのヒントになってOcustreamが生まれ、このオキュ旅につながったと。今のOculus Riftは開発版ですが、製品版ではもっと解像度上がって有機ELを採用してきれいに見えるはずなので、よりストレスが減ると思います。
── 最後にこの企画にかける意気込みを教えてください!
GOROman なにぶん、きちんと体裁を整えたOcustreamは初めてなので予測不能のところもありますが、機材トラブルなどなく皆様に楽しんでいただけるように準備万端で行きたいと思います。このオキュ旅が今後の主観放送の走りになることは確信しております。
藤山 360度映像のストリーミング配信もKickstarterに出ている「Bublcam」があればできるようです。高画質で配信する仕組みも、つい先日ドワンゴさんとNTTさんで開発されたようで、思ったより早く身近なものになるのではとワクワクしてます。
GOROman 東京オリンピックの2020年には、Oculusで見るのがフツーになってるんじゃないですかね。
藤山 そのブームは我々が牽引しましょう(笑)。Oculus Riftをお持ちの方は、時代の先取りをできますのでぜひ生放送をご覧下さい。そして12日いっぱいまで受け付けておりますので、ぜひ旅へのカンパもお願いします!