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2013年CPUクーラー最強王座決定戦第1回

最強の空冷はどれ? 2013年CPUクーラー王座決定戦【第1回】

2014年02月04日 17時00分更新

文● 加藤 勝明

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 1年の間に発売されたCPUクーラーの頂点を決めるASCII.jpの恒例企画「CPUクーラー最強王座決定戦」2013年度版を開催しよう。

 エントリーするCPUクーラーの条件は以下の通り。これまでは小型&ロープロファイルのものも選定していたが、今年はそれを除外。最終的に残った13製品にAMD Aシリーズのリテールクーラーを加えた計14製品を比較する。

  • LGA 1155/Socket AM3+系の両方をサポートすること(LGA 2011はオプション扱い)
  • 2014年1月下旬段階で販売を継続しているもの
  • パーツショップで入手が比較的容易なもの

 ちなみに注目度の高かったThermalright製の大型ファンレスクーラー「HR-22」も初期候補に入っていたが、固定金具がテストマザーのチップセットクーラーと干渉し固定不可能であることが判ったため、残念ながら今回のテストからは除外した。

TDP 125WのAMD「FX-8350」が吼える!

 テスト環境は2012年度版の環境に極力近いOSと、ビデオカードがマイナーバージョンアップした以外はほぼ共通のパーツを使っている。今回もTDP 125W級のAMD製CPU「FX-8350」の発熱をどこまで捌けるか? で実力を判断することにした。

テスト環境
CPU AMD「FX-8350」(4GHz)
マザーボード ASUS「Crosshair V Formula」(AMD 990FX/SB950)
メモリー Patriot「Patriot PSD38G1600KH」(DDR3-1600 4GB×2)
ビデオカード ELSA「GeForce GTX 650TI Boost S.A.C」(GeForce GTX 650Ti Boost)
SSD Intel「SSDSC2CT240A4K5」(SATA3 240GB)
電源ユニット Seasonic SS-760KM(80PLUS GOLD)
OS Windows 8.1 Professional 64bit版

 各製品の限界性能を見るために、今年もFX-8350を少々オーバークロックしてテストを実施した。FX-8350のTurbo Coreの上限が4.2GHzであるため、全製品とも4.6GHz(倍率23倍)コア電圧+0.1Vからスタートした。

 テストの内容も昨年準拠となる。具体的には「OCCT Perestroika 4.4.0」を使い、「CPU:OCCT」テストを10分間実施、9分経過した時点を「高負荷」、テスト終了後CPUがアイドル状態に戻って5分経過した時点を「アイドル」としている。

 このOCCTテストでエラーを出したり強制シャットダウンした製品は、オーバークロック設定を4.4GHz(+0.05V)→4.3GHz(+0.05V)→定格と順次下げていき、OCCTの負荷を10分間耐えられた設定を最終結果とした。その他の計測条件は以下の通りだ。

  • すべてバラック組み、マザーは水平に設置
  • Cool'n'Quietは常時オフ
  • 室温18度前後
  • 暗騒音34~35dBA
  • ファンノイズはCPU位置からメモリー方向へ30cm位置から計測
  • シリコングリスは熱伝導率0.62W/m・Kのものに統一
  • 「HWMonitor」でCPU温度を計測
  • デジタル温度計をチップセット・メモリ・VRMのヒートシンクに貼り付けて温度を計測

シリコングリスはアイネックス「PA-070」。熱伝導率は0.62W/m・KのものだFUSO製デジタル騒音計「SD-2200」を、CPUソケット中心からメモリ方向へ30cm、ファンと同じ高さに固定して計測した
チップセット(サウスブリッジ)・メモリー・VRMの3ヶ所にサーミスタ式温度計を貼り付けている
「OCCT Perestroika 4.4.0」の「CPU:OCCT」テストを10分実行して、5分冷却というサイクルをすべての製品で実行した。「HWMonitor」の温度測定機能も保険的にチェックしている

 ではさっそく各製品を比較していこう。各製品をマザーに搭載している写真はあくまで大きさの把握やイメージを掴んでいただく目的であるため、必ずしもその製品にとっての“ベストな取り付けかた”ではないことをご了承いただきたい。

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