GeForce GTX 770M搭載のハイスペックモデル 「dynabook Qosmio T974」 第1回
知る人ぞ知る東芝のゲーミングPCをレビュー
東芝のゲーミングノート「dynabook Qosmio T974」はカッコイイ!
2014年02月14日 11時00分更新
赤く輝く英語キーボードもカッコイイ
「dynabook Qosmio T974」のキーボードはアイソレーションタイプを採用している。日本語刻印のない、英語キーボードが標準採用されているのがおもしろい。キーピッチは19mm、キーストロークは1.5mmで、配列に変形がないのはもちろん、端の方のキーが小さくなっているようなこともない。またテンキーも文字キーと同じサイズでしっかりと配置されている。
キートップをよく見ると、A、S、D、Wのキーに矢印がプリントされている。これはゲームでよく方向移動に利用するキーだが、これが視認できるようになっているのだ。ゲームもベテランになればわざわざ見ることもないのだが、これからゲームを始めようという人にはうれしい配慮だろう。
バックライトも搭載している。しかも赤だ。暗い部屋ではキーボード全体が、かなり派手に赤く光輝く。タッチパッドはボタン一体型の大型なものが搭載されているが、これも縁の部分がメタルレッドで囲まれており、統一感のある派手さが楽しい。
充実のインターフェースとブルーレイディスクドライブ
「dynabook Qosmio T974」は大型のマシンだけに、インターフェースは充実している。本体の右側面にはヘッドフォン端子、マイク端子、USB3.0端子×2、HDMI端子、VGA端子が並び、左側面には有線LAN端子、USB3.0端子×2、光学式ドライブがある。さらに手前側にはSDメモリーカードスロットも搭載している。
左右に振り分けてUSB3.0端子が4つも搭載されているおかげで、マウスやコントローラーの接続に不足しないのはもちろん、自分好みの方向から接続できるのもよい。外部ディスプレー出力もHDMIとVGAで可能だから、大型ディスプレーを接続してデュアルディスプレー環境にするというような使い方も可能だ。
光学式ドライブは、ブルーレイディスクドライブを搭載している。スピーカーはキーボード奥の部分にharman/kardon製のものが埋め込まれており、音質もよい。もちろん、再生用ソフトも標準でインストールされているから、ゲームにこだわらないAV志向のユーザーにとっても楽しいマシンになっているはずだ。
次回は実際に使った上での使い勝手についてと、ベンチマークによる性能評価を中心に紹介しよう。