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パブリック、プライベート、ハイブリッドの次は「自作」?

2014年02月05日 07時00分更新

文● アスキークラウド編集部

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 クラウドサービスと言えば「使うもの」と認識している利用者も多いだろうが、最近ではクラウドを「自分で作る」ムーブメントが起きている。

 2014年3月6日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで「CloudStack」の専門カンファレンス「CloudStack Day Japan 2014」が国内で初めて開催される。「CloudStack」(クラウドスタック)は、オープンソースのクラウド構築ソフトウエアで、パブリック、プライベート、およびハイブリッドのIaaS(Infrastructure as a Service)クラウドを構築できる。

 2010年に開発がスタートしたCloudStackは、今や世界中で200以上のクラウドを支える基盤に成長した。CloudStackをベースとして構築されたクラウドは、同一のAPI(Application Programming Interface)によって制御可能である互換性を持つ一方、分散ストレージやSDN(Software Defined Networking)、ハイブリッドクラウド管理ツール、構成管理ツール、ハードウェア等、さまざまなソリューションと組み合わせることよって、多種多様な特徴を持たせられる。

 日本においても既に多くのクラウド事業者、学術機関、企業などで利用されており、幅広いエコシステムを形成している。

 CloudStack Day Japan 2014では、CloudStackを活用したクラウドによってICTを変革する再先端ソリューションを展示し、クラウドを開発・構築する技術者や提案者、クラウドに関心を持つビジネスユーザーへ、更なる理解とITインフラの効率化を図るヒントを提供する。

 入場料は無料だが、事前登録が必要。第一線で活躍するソリューションベンダーの生の声が聴けるセッションが目白押しの貴重な機会を、見逃す手はない。

開催概要
●名称:CloudStack Day Japan 2014
●日時:2014年3月6日(木)10:00~20:00(予定)
●会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
    JR中央・総武線 「御茶ノ水」駅 聖橋口 徒歩1分
    東京メトロ千代田線 「新御茶ノ水」駅 B2出口直結
●入場料:無料(事前登録制)
●主催:CloudStack Day Japan 2014実行委員会
●特別協力:日本CloudStackユーザー会(JCSUG) 一般社団法人クラウド利用推進機構(CUPA)
●主なターゲット:自社システムのクラウド化や外部クラウドの利用を検討するCTO・CIO層、企業・団体のIT部門担当者、クラウド構築に携わるSIer、ITインフラ技術への高い関心を持つビジネスユーザーなど

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