このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

4年間の活動に終止符!

歴代レースクイーンで振り返るエヴァレーシングの軌跡

2014年01月31日 19時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩、加藤公丸、編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

紫電にスイッチしたエヴァ初号機
2012年第2戦富士では2位に!

 2011年にはチームをCars Tokai Dream28に移し、マシンはムーンクラフトの紫電となった。紫電のそのデザインは往年のグループCカーの面影を色濃く残すため、初号機のカラーリングはかなりマッチしていたといえるだろう。エンジンはトヨタ製だがSUPER GTに参戦する他のトヨタエンジンと違い、1UZ-FEというレクサスGS400や救急車ハイメディックなどに搭載されていたV型8気筒をチューニングしたものが使われていた。2011年の第6戦富士で3位表彰台、2012年の第2戦富士で2位表彰台と、富士スピードウェイで強い印象がある。

2シーズンという、エヴァンゲリオンレーシングとしては最も長く思い出深いマシンである紫電だが、2012年シーズン終了と共にレギュレーションによる競技参加期限が切れるために、このシーズンで紫電の引退が決まっていたのだ

そのため、2012年2月のワンダーフェスティバルにおける参戦発表では、それに合わせるようにエヴァンゲリオンレーシング自体も2012年シーズンで終了するというアナウンスが加藤選手から行なわれていたのだが、チーム全体の人気とプロモーション効果の結果として、2013年にマクラーレンMP4-12C GT3での継続が決定されたのであった

この紫電時代(2011~12シーズン)はレースクイーンのメンバーも増強され、碇シンジや渚カヲルを含めた5キャラクターとなった

水谷望愛ちゃん

千葉悠凪ちゃん

高塚麻奈ちゃん。2012年から本名で活動しているのでそちらの名前で紹介する

采女 華ちゃん

野呂陽菜ちゃん(2012年)

清水恵理ちゃん(2011年)

2012年のシンジ役、野呂陽菜ちゃんは2011年ではバイクレースでアスカ役を務めていた

 サーキットやイベントで、われわれを楽しませてくれたエヴァンゲリオンレーシング。撤退してしまうのは寂しい気もするが、前述の公式ブログの文脈から察することのできる「一時」の撤退であると信じたい。そしてまた、初号機の勇姿をサーキットで見ることが出来るよう、願ってやまない。

 繰り返しになるがCars Tokai Dream28は引き続きマクラーレンMP4-12C GT3で参戦するとのことなので、こちらも引き続きチェックしていこう!

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ