アスクルは1月27日、ビッグデータ活用による新たなECマーケティングのスピーディーな実践を目指し、「LOHACO EC マーケティングラボ」を2月21日に設置すると発表した。
「LOHACO EC マーケティングラボ」は、活動に参加するサプライヤーとともに、LOHACOや市場に広がる膨大なデータを科学的・論理的手法で解析。その成果のLOHACOでの実証を通じて、EC市場における最先端のマーケティング手法の開発、さらにはECの普及による効率的な社会システムの実現により生活者の日常を豊かにすることを目的として設置するもの。所長には、大容量情報解析の第一人者で東京大学名誉教授の宮田秀明氏が就任する。
なおECマーケティングラボの設置にあたり、共同研究への要望を得ているサプライヤー(味の素、味の素ゼネラルフーヅ、花王カスタマーマーケティング、カルビー、コカ・コーラカスタマーマーケティング)などとともに第一期の活動を開始する。
今後は、社内外の知見をアスクルのオープンなマーケティングプラットフォームに集約。スピーディーなPDCAの実行により、高付加価値、社会最適なECビジネスを創造するとともに、社会利益を実現する流通の革新を推進する。