すららネットは1月24日、ベネッセホールディングスの出資を受け、両社の保有する教育サービスのノウハウとサービス基盤の強みを融合した新たな学習スタイルの推進を目指し、協業の検討を進めると発表した。
今後、ベネッセHDとの協業により、すららネットが展開している既存のオンライン学習教材「すらら」を導入している塾や学校に対して相乗効果のある取り組みを実施。家庭、学校、塾の各分野での新しい学習スタイルやコンテンツ、サービスの開発と普及を共同で行っていく。まずは今春、学習スタイルのモデル事業を開始する予定だ。
すららネットは、アダプティヴラーニング(※)の機能で特許取得をしているオンライン学習教材「すらら」を運営しており、今後の戦略的な課題として消費者が直接オンライン学習教材を利用する「B to Cチャネルの拡大」、「海外版の学習コンテンツの開発および海外」、「サービス展開といった海外進出」などを挙げている。
※各個人にカスタマイズされた学習内容を自動的に提供すること。