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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第70回

国産スマホ「AQUOS PHONE」の3機種で最速はどれだ?

2014年01月27日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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文字入力では302SHが勝利
本体サイズの差が出た?

 文字入力テストでは、Gmailの新規作成画面を使う。下記の文章を3回入力し、そのタイムを競う。これも片手で、フリック入力を行う。予測変換は使わず、全文入力だ。

「お世話になっております。ライターの小林です。明日の13時にASCII.jpの件、よろしくお願いいたします。」

日本語入力プログラム自体は同じ「iWnn IME-SH edition」

 結果は以下の通り。

  ドコモ
AQUOS PHONE
ZETA SH-01F
au
AQUOS PHONE
SERIE SHL23
ソフトバンク
AQUOS PHONE
Xx 302SH
入力プログラム iWnn IME-SH edition iWnn IME-SH edition iWnn IME-SH edition
最速タイム 50秒72 47秒45 43秒32
平均タイム 53秒10 50秒46 45秒72

 勝利したのはソフトバンクの302SH。サイズが一番小さいことが影響したのかもしれない。横幅自体は3機種とも同じ70mmであるため、それほど小さい感じはしないのだが、高さがないぶん、重量のバランスが取れているように思えた。片手で入力しているときに、フラフラと本体が不安定になることがないのだ。

画面サイズが5.2型と一番大きな302SHながら、超狭額縁設計で縦の長さは一番短い

というわけで、302SHが一番バランスよく利用できる印象だった

 2位はauのSHL23。タップしやすさを感じたのは本機。9.2mmの厚みが適度という感想を持った。一方、3位のSH-01Fはやや薄過ぎる印象。また、なぜか押し間違いをしやすかった。厚みの違いが微妙に影響しており、薄ければ薄いほどいいというわけではないと感じた。

起動時間はほぼ同じだが
auのSHL23がちょっとだけ早い?

 続いてスマホの電源を切ったあと、電源を入れてロック画面が表示されるまでの時間を測る。

  ドコモ
AQUOS PHONE
ZETA SH-01F
au
AQUOS PHONE
SERIE SHL23
ソフトバンク
AQUOS PHONE
Xx 302SH
最速タイム 23秒12 21秒97 25秒26
平均タイム 23秒32 22秒93 25秒56

 これはわずかな差だが、auのSHL23が1位。auは電源を入れたあとに「auのロゴ」と「防水の注意」「AQUOS PHONEのロゴ(アニメーション)」が出るだけ。表示するロゴ数が少ない。

 つづいて、SH-01Fは「ドコモ」「Xi」「防水」「AQUOS PHONE」の表示が出て起動。最後の302SHは「ソフトバンク」「AQUOS PHONE」の表示だけで、防水の注意は表示されない。一見有利に思えるが、AQUOS PHONEの表示が出たあと「USIM確認中」の表示になり、その後が少し長め。体感的にも302SHは「あれ? ちょっと長いかも」と感じた。

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