ASRock「Fatal1ty 990FX Killer」
M.2ソケットを備える初のマザーボード「Fatal1ty 990FX Killer」
2014年01月24日 23時10分更新
M.2ソケットを備える初のマザーボード「Fatal1ty 990FX Killer」がASRockから登場した。Socket AM3+対応の製品だ。
この製品は、基板上にPCI Express2.0(x2)対応M.2ソケットを標準装備。専用SSDを使用することでSATA3.0(6Gbps)を超えるパフォーマンスを実現できるのが特徴のマザーボード。具体的にはM.2 Type 2242/2260/2280/22110タイプのSSDに対応。I/O部のeSATAポートとは排他仕様となる。
また、「Qualcomm Atheros Killer E2200」によるギガビットイーサネットを搭載するほか、SN比115dBのRealtek ALC1150とTI NE5532オーディオアンプを組み合わせ、さらにフロントオーディオ用に600Ωのヘッドフォンに対応するヘッドセットアンプを搭載した「Purity Sound」もサポート。マウスのポーリング(サンプル)レートを125~1000Hzに変更できるおなじみのFatal1ty Mouse Portも用意されている。
主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(2.0) x16×2、PCI Express(2.0) x4×1(x16形状)、PCI Express x1×2、M.2(NGFF) ×1という構成で、メモリーはDDR3 DIMM×4(DDR3-2450/2100/1866/1600/1333/1066、64GBまで)。オンボードインターフェースには、8chサウンド、SATA3.0×5、eSATA×1、IEEE 1394、USB 3.0×7などを搭載している。
なお、電源回路は「Digi Power」制御による8+2フェーズ構成で、TDP140WまでのCPUをサポート。TDP 220Wの「FX-9370」は利用できないので注意が必要だ。
価格はパソコンショップアークで1万8480円となっている。