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“あの”ショルキーがついに復活!

KORG、ショルダー・キーボード「RK-100S」を発表

2014年01月24日 18時07分更新

文● 行正和義

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ギターを意識した美しい木製ボディを持つ

 KORGは1月24日、ショルダー・キーボード「RK-100S」を発表、4月下旬に発売する。

カラーはレッド/ホワイト/ブラックの3モデル

 ショルダー・キーボードはギター状に抱えて演奏するキーボード。同社では1984年に「RK-100」を発売したが、RK-100を含む同種のショルダー・キーボード製品はここしばらく絶版となっていたため、演奏した人は中古楽器などを探す必要があった。

USB接続でパソコンから音源のカスタムやパソコンの音源を演奏、MIDI接続でMIDI機器演奏(出力のみ)も行える

 新製品「RK-100S」は、木製の美麗なボディに37鍵盤を装備。従来機に比べて電子デバイスの進化により軽量化されているほか、従来機では外部音源を必要としていたのに対しアナログモデリングによる200種類のプログラムを内蔵してアンプの接続だけで演奏が可能。リボン・コントローラーやアルペジエーター、ボコーダーなど新装備/機能、あらかじめ登録しておいた音色をワン・プッシュで呼び出し可能な「フェイバリット・ボタン」も搭載する。

ショルダー・キーボードは「けいおん!」登場人物がKORGのRK-100を使っていたほか、初音ミクも類似デバイスを使っていたこともあって再び人気が高まっている

 マイク/ライン入力端子を備えてエフェクターとしても利用が可能なほか、MIDI接続でMIDIデバイスの演奏も行え、USB接続により内蔵音源のプログラムも可能。シンセサイザは2オシレーター+ノイズ・ジェネレーターを搭載、同時発声8ボイス、出力はヘッドホン/ステレオ・ラインアウト兼用端子。単3電池☓6本(もしくはオプションのACアダプタからの9V)で動作する。

 本体サイズは幅830x 奥行き262x 厚み71mm、重量は約3.4kg(電池含む)。価格は現在のところ未定。

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