ソニーから、ミラーレス一眼カメラ「α5000」が発表された。2月7日発売予定で、16-50mmの電動ズームレンズ付属キット(パワーズームレンズキット)の予想実売価格は5万3000円前後。
従来の「NEX-3N」の後継にあたる機種で、エントリーユーザー向けモデル。撮像素子に有効2010万画素の裏面照射型APS-C CMOSセンサーを搭載し、従来機の1610万画素より解像度が上がっている。幅109.6×奥行35.7×高さ62.8mmというコンパクトなサイズは従来機を踏襲。重量は本体のみで約210gとなる。
画像処理エンジンには最新の「BIONZ X」を採用し、最高ISO 16000までの感度設定が可能。背面液晶は上方に180度回転し、自分撮りも可能だ。
「α5000」は無線LANを内蔵しており、スマートフォンからのリモート撮影が可能なほか、カメラ本体の機能をネットからのプログラムダウンロードで追加できる「PlayMemories Camera Apps」に対応。NFCにも対応しており、対応スマホであればかざすだけで無線LAN接続が可能だ。
このほか、HDMI端子は4Kの静止画出力に対応。4Kテレビとの組み合わせで高精細な写真表示が可能となる。
なお、ボディーのみの販売は行なわず、上述のパワーズームレンズキット、またはパワーズームレンズキットに55~210mmの望遠レンズが付属する「ダブルズームレンズキット」(予想実売価格7万8000円前後)が用意される。