昨今はスマートフォンの基本機能の1つとして飲み込まれてしまった感のある腕時計だが、どっこい少し大人な世界ではまだまだ人気は衰えておらず、さまざまな新商品が企画開発、発売されているようだ。
そしてウルトラデフレの世の中ゆえ、腕時計市場の99%は“コスパでメジャー”な廉価版腕時計の独壇場となっているありさまだ。わずか残りの1%の極めて少数の市場を世界中のブランド腕時計各社が超高額かつユニークな商品で分けあっているイメージだ。
従来からある外観上の差異である、アナログ腕時計とデジタル腕時計という区分以外に、昨今は明確に目的別、ターゲット別の腕時計の市場構成が読み取れる。
オチャラケジョーク系やデザインコンシャス系、伝統的真面目系、なんちゃってクラシック系、デジアナ・ハイブリッド系、ギミック系、タフ系、ウンチク垂れ系、そして昨今、脚光を浴びはじめたスマートウォッチ系などが筆者の身勝手な分類だ。
どれか1つのジャンル(系)にだけ属す分かりやすい腕時計がある反面、いくつかのジャンルにまたがる“どっちつかず系”な腕時計も多々存在する。
今回、筆者が久しぶりに立ち寄った六本木ヒルズのデザイン雑貨店「AGITO」で衝動買いしたカラフルな「DIGITONA」(デジトナ)腕時計は、いくつかのジャンルにまたがる、たったの36gのシリコンラバー製超軽量腕時計だ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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