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思わぬ落とし穴は対応ルーター

個人店舗の集客にも期待、Facebook Wi-Fi を早速試した

2014年01月23日 18時00分更新

文● 高橋暁子

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 「無料でWi-Fiを利用できる『Facebook Wi-Fi』が日本でも本格導入か」という記事が出たのが1月8日のこと。実際どんなものなのか、日本で本当に導入されるのか?「原価BAR」経営者であり、ASCII.jpでも「真似したくなるPC活用術」などの連載を持つ柳谷智宣氏の協力を得て、実際に最速で試したレポートをお届けする。

Facebook Wi-Fiとは何か?

既報のとおり、訪日外国人向け総合観光インフォメーションセンターのティーアイシートウキョウが2013年12月17日、Facebookでお店にチェックインすることで無料でWi-Fiに接続できるようになるサービス「Facebook Wi-Fi」を導入した。

 Facebook Wi-Fiは、スマートフォンやパソコンなどを通してお店などにチェックインすることで、店内に設置されているWi-Fiが利用できるサービスだ。ユーザーには、Wi-Fiが無料で使えるメリットがある。同時に、ユーザーがチェックインすると友達のニュースフィードにその情報が表示されるため、店舗側にはより多くのユーザーにリーチできるメリットが生じる。「Facebookクーポン」のクーポンの代わりに無料Wi-Fiを用意したもの、というとイメージがわきやすいかもしれない。

 米国では2012年くらいから開始していたが、とうとうFacebook Wi-Fiの日本語版ページが作られ、日本でも利用できるようになったため、注目を集めているというわけだ。

 1月8日のうちにFacebook Wi-Fiについて調べたが、実際に日本で導入した話もなければ体験した話もなく、情報が足りない。「ぜひ試してみたい」とFacebook上で話していたところ、柳谷氏が店に入れると宣言。すぐに、IT系のライター数人でお邪魔して体験することになった。誰でも導入できると気軽に考えていたのだが、二日後、意外と大変そうだという話が伝わってきた。

協力してくれた「原価BAR GINZA」。入場料を払うと、すべて原価で飲食できる。プレミアムモルツ生190円、ジントニック90円など。他に五反田店、赤坂見附店もある。

ASCII.jpの記事でもお馴染み、原価BARオーナーの柳谷智宣氏。

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