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エレコムのスタンド搭載タブレット用キーボードをじっくり触ってみた

8インチタブのキラー周辺機器!? 据え置き型キーボードをレビュー

2014年01月28日 11時00分更新

文● 二瓶 朗 撮影●篠原孝志(パシャ)

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利便性ならBluetooth接続
スタンド inで即電源ON!

 TK-FBP067BKとTK-FBP067IBKはBluetooth接続タイプのキーボード。TK-FBP067BKがWindows/Androidタブレット対応で、TK-FBP067IBKがiPadなどiOS対応製品となる。Bluetooth 3.0およびBluetooth HIDプロファイルに対応したタブレットであれば、アダプタとドライバ不要で接続できる。

 電力供給は単3乾電池1本で済むが、付属のUSBケーブル(microBコネクタ)を別途USB給電用のACアダプターを購入して接続すれば、そこから給電して電池切れを心配することなく連続使用することもできる。

Nexus 7と接続したTK-FBP067BK。据え置き型ならではの安定感で打鍵できる

 なお、初回にペアリングさえしてしまえば、以降はタブレットをキーボードにセットするだけでキーボードの電源がオンになり、自動的に接続が完了する。これは、タブレットをセットするミゾの奥に設けられたスイッチによる機能。

 もちろん、タブレットをキーボードから外せば電源も切れる。デスクに置きっ放しにしておけば、席に戻り次第タブレットをセットしてすぐに活用できるというものだ。

 また、TK-FBP067BKは前述したELECOM Keyboard layoutに対応しているので、Androidタブレット使用時でも、キートップと同じ文字が確実に入力できる。

 Bluetoothによる接続の容易さは言うまでもないが、キーボードにタブレットをセットするだけで接続が確立され、即文字入力できるという点は大きな魅力。タブレット活用の大きな味方になることは間違いないだろう。

WindowsとAndroidへの対応はモードキーから切り替える

まとめ:割り切りが必要な8インチタブレットのキラー周辺機器

 8インチタブレットの人気が沸騰したのは、400g以下にも関わらず本気で使えるマシンという“究極のモバイル性”がその理由の1つと言える。高級モバイルノートのような“全部入り”とは異なる8インチタブレットならではの使い勝手が受けているのだろう。

 ということならば、「文字入力機器は据え置きでいい!」と割り切ることは、8インチタブレットの最大の特徴を損なわない懸命な判断だ。今回紹介したエレコムのタブレット用キーボードシリーズは、その“割り切り”を実現するためのキラー周辺機器と言えるだろう。

どうしてもキーボードを持ち運びたい人は
コンパクト&実用性をとことん追求すべし

 据え置きではなく、やはりタブレットとともにキーボードを持ち歩きたい、という人もいるだろう。ここでは以下の2製品をおすすめする。モバイル性と入力の快適さを両方とも欲張りたい場合は導入を検討してみてほしい。

・TK-FBP018

Androidに対応し、Bluetoothによる無線接続が可能なキーボード。最大の特徴は折り畳みできるところ

ちょうど半分サイズに折りたためるので、携帯もラクラクだ

Nexus 7を装着してみた


・TK-FBP049E

Windows/iOSに対応した、スライド開閉式のBluetoothキーボード。キーボードを左右に広げるようにするとフタが開いてスタンドとなる

収納すればこのとおりコンパクトに。同時に電源も自動的にオフになる

iPad miniを装着してみた

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