2013年の米国での特許取得件数のランキングをIFC CLAIMS Patent Servicesが発表。トップは6809件を取得したIBM、2位は4675件の韓国サムスン電子。日本企業では、キヤノンが3825件で3位、ソニーが3098件で4位、パナソニックが2601件で6位、東芝が2416件で7位にランキングされた。
ほかにトップ10入りした企業は、5位に米マイクロソフト、8位に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業( Hon Hai Precision Industry Co.)、9位に米クアルコム、10位に韓国LG電子。米グーグルは1851件で11位、米アップルは1775件で13位となっている。
トップ10入りした企業を国籍別にみると、日本が4社で本国米国の3社を上回り、韓国が2社、台湾が1社と続いている。上位50社をみた場合も、トップは日本の19社で、2位は米国の18社。以下、3位は5社の韓国、4位は2社の台湾とドイツ。ほかはカナダ、中国、スウェーデン、オランダが1社となった。
アスキークラウド2月号(13年12月24日発売)では「研究者18人に聞いた 日本の先端技術」と題した特集で、大学で研究の最前線に立ち、世界からも注目される18人の理工系研究者とその研究をリポートしている。今回の米国特許取得件数ランキングでは、日本の技術力の高さがうかがえる。