インテルのブースでは「RealSense」と呼ばれるセンサーテクノロジーのデモンストレーションを大々的に実施していた。
RealSenseは2014 International CES開幕前日の6日(現地時間)に同社のプレスカンファレンスで発表されたもので、2つのカメラを用いて人の動きや物体の形を検出する技術。2つのカメラを組み合わせることで奥行方向の検出ができ、立体的な物の形や動きを検知できる仕組みだ。
例えば物体の形を検出して3D化したり、手前のものや人だけを切り出して別の背景映像と合成したり、あるいは手の動きを検出してジェスチャーでPCを操作したり、顔の向きを検出してそれに併せて画面をスクロールしたりできる。
RealSenseを実現するため、同社はRealSense 3D カメラを開発。年内にも製品化していく予定。
PCにRealSenseを組み込むことで、より直感的で自然な操作が可能になるとのこと。
ブースでは通常のPCにRealSense 3D カメラを接続し、RealSenseをデモ。手の動きで操作するゲームなどを展示してて実際に来場者が操作できるようになっていた。
この連載の記事
-
第17回
AV
今年は「4K」「ヘルスケア」「3Dプリンター」――CESレポート編集後記 -
第17回
AV
次世代テレビは高画質追求だけじゃない!? 東芝 本村氏を直撃 -
第16回
スマホ
ソニーモバイルの次世代サービス「SmartWear」ってナニ!? -
第15回
スマホ
次世代の車はバックミラーにLTE!? JVC&パイオニアブース -
第15回
スマホ
ファーウェイ&ZTEの新作スマホに触ってみた -
第14回
PC
「Tegra K1」のパフォーマンスを実感できるNVIDIAブース -
第13回
AV
いろんなものがカーブしていて大きい! LGエレクトロニクスブース -
第11回
AV
裸眼3Dの8Kテレビ! 精細さをアピールするシャープブース -
第10回
AV
4Kテレビからセンサーバンドまで新製品ラッシュのソニーブース -
第9回
AV
4K一眼や次世代スマートテレビが見どころのパナソニックブース - この連載の一覧へ