このページの本文へ

4Kやタブレットに注目!? 2014 International CESレポ 第12回

インテルは次世代のPC操作技術「RealSense」を大々的に展示

2014年01月09日 16時45分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
インテルブース

インテルブース

 インテルのブースでは「RealSense」と呼ばれるセンサーテクノロジーのデモンストレーションを大々的に実施していた。

「RealSense」

「RealSense」

プレスコンファレンスのデモ。右の女性の背景に別の画像をリアルタイムで合成している

プレスコンファレンスのデモ。右の女性の背景に別の画像をリアルタイムで合成している

左の男性が手の動きだけでWindowsの操作を行なっている

左の男性が手の動きだけでWindowsの操作を行なっている

顔の向きを変えると左のパノラマ写真がその方向にスクロールする

顔の向きを変えると左のパノラマ写真がその方向にスクロールする

 RealSenseは2014 International CES開幕前日の6日(現地時間)に同社のプレスカンファレンスで発表されたもので、2つのカメラを用いて人の動きや物体の形を検出する技術。2つのカメラを組み合わせることで奥行方向の検出ができ、立体的な物の形や動きを検知できる仕組みだ。

 例えば物体の形を検出して3D化したり、手前のものや人だけを切り出して別の背景映像と合成したり、あるいは手の動きを検出してジェスチャーでPCを操作したり、顔の向きを検出してそれに併せて画面をスクロールしたりできる。

「RealSense 3D カメラ」

「RealSense 3D カメラ」

 RealSenseを実現するため、同社はRealSense 3D カメラを開発。年内にも製品化していく予定。

 PCにRealSenseを組み込むことで、より直感的で自然な操作が可能になるとのこと。

PCのディスプレー上に配置されているのが「RealSense 3D カメラ」

PCのディスプレー上に配置されているのが「RealSense 3D カメラ」

手の動きで操作するゲームが多数展示してある

手の動きで操作するゲームが多数展示してある

 ブースでは通常のPCにRealSense 3D カメラを接続し、RealSenseをデモ。手の動きで操作するゲームなどを展示してて実際に来場者が操作できるようになっていた。

RealSense 3D

RealSense 3Dの賛同企業

■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン