米アップルは現地時間7日、iOS向けアプリストアの「アップストア(App Store)」が2013年に年間で100億ドルを超える売上高を記録。デベロッパーがApp Storeを通じて得た金額は150億ドルに達すると発表した。特に12月は単月売上が10億ドルを突破し、アプリのダウンロード数は30億本近くに及んだ。この月の記録はApp Store史上最高だという。
アップルではこうした業績を上げた背景として、日本からはゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)のヒットや、デベロッパーのBASEの台頭を挙げている。App Storeは100万本以上のアプリを世界155カ国のアイフォーンやアイパッド、アイポッドタッチのユーザーに提供しており、そのうち50万本以上がアイパッド専用のアプリとなる。
しかし、14年に向けてアップルは喜んでばかりいられない。米調査会社ガートナー(Gartner)が現地時間7日に発表したレポートによると、スマホやタブレットなどアンドロイド搭載端末の世界出荷台数が14年には11億台超にのぼり、市場シェアは全体の約45%を獲得。かたやiOS/Mac OSは3億4400万台で同20%に満たないと予測している。
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