2014年の福袋、「Lucky Bag」はこうなる!
それでは具体的な内容について予想していこう。
2011年以降、Lucky Bagの構成は段階ごとに異なる「メイン製品+周辺機器」と、どのバッグでも共通する内容に分かれる。これに前述した価格構成、そしてメイン製品の予想を組み合わせたのが以下の内容だ。
その1(大アタリ):MacBook Air(9万8800円)
+Speck 11インチSmartShell for MacBook Air(4980円)
メインとなるApple製品のうち、目玉となる「大アタリ」(いわばSuper Lucky Bag)の賞品としては、やはりMacがふさわしい。2014年初売りのイメージイラストやキーワードとは無関係だが、これは外せないだろう。ただし後述する理由により、本数はさほど多くなく、1店舗あたり1〜数台レベルになると思われる。とはいえ、2013年はかなり多めに設定されていただけに、今年も期待したいところ。
また、2013年の例から見るに、MacBook AirなどMacBook系が入ればサードパーティ製ケース類も同梱される。昨年はスリーブケースとプロテクターがそれぞれ入っていたが、今年は「Speck 11インチSmartShell for MacBook Air」のようなプロテクターのみと予想しよう。
その2(中アタリ):iPhone 5c 16GB(6万800円)
+iPhone 5c Case(3080円)
中アタリの候補として挙げる製品は、SIMフリー版iPhone 5cだ。iPadシリーズのほうがiPhoneよりも格上に見えるが、SIMフリー版はiPadよりも値段が高いゆえの逆転現象だ。SIMフリー版ならMVNOの安いSIMとも組み合わせられるので、「スマートホンはランニングコストが高くてちょっと……」と敬遠している人にもちょうどいいだろう(そんな人がLucky Bagに並んでいるかどうかは疑問だが)。
気になるカラーだが、ピンクのiPhone 5cに純正ケース「iPhone 5c Case」のホワイトを組み合わせると、日の丸のようでお正月の縁起ものとして相応しいのではなかろうか。
その3(小アタリ):iPad mini Retinaディスプレイモデル Wi-Fi 16GB(4万1900円)
+iPad mini Smart Cover(4080円)
小アタリの候補がiPad mini RetinaディスプレイモデルのWi-Fi版だ。発売当初は相当な品薄だったが、そろそろ供給も安定してきている。価格だけ考えると非Retinaディスプレイ版の可能性が高いが、ここは福袋らしく夢を見ておこう。
付属するケースの予想は純正の「iPad mini Smart Cover」(通称風呂蓋)だ。全体を覆うSmart Caseのほうが安心感が高いのだが、過去にiPadが入ってきた際はすべてSmart Coverだったので、この伝統を踏襲した。
その4(通常版):iPod touch 32GB(2万9800円)
+サードパーティ製ケース(2980円相当)
通常版の候補としてはiPod touchの32GBモデルを挙げる。16GBモデルは7000円安いが、こちらはカラーがスペースグレーのみで「色とりどり」とはいいがたい。価格差は残りの構成でいくらでも調整できるだろう。iPod nanoは前述したように「安すぎる」ので今回は除外したい。
ケースはサードパーティ製品が山のようにあってピンポイントの予想は不可能なので、価格帯だけの予想としたい。