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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第335回

カシオの高画質ハイエンドコンデジ「EX-10」でうちの猫を撮る!

2013年12月20日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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「宙玉」モードで撮ったかふか。ふつうの「魚眼風」モードより面白い(2013年12月 カシオ EX-10)

「宙玉」モードで撮ったかふか。ふつうの「魚眼風」モードより面白い(2013年12月 カシオ EX-10)

 もう年末ですな、ということで、今年もときどき「猫撮りに楽しいデジカメ」を取り上げているわけだけど、その気になるデジカメってだいたい条件がありまして、ひとつはいろんなアングルで撮れること。

 地面にいる猫は低い位置から猫目線で、塀の向こう側にいる猫は腕を伸ばして真上からと、撮りたい猫の都合に合わせたアングルで撮りたいから。

 きちんとファインダーを覗いて正面から撮れる場所に猫がいてくれるなんてことは滅多にないし、いやむしろ「こんなとこにいる猫撮るの無理だぞ」を撮りたい。

 だから、ソニーの「DSC-QX100」やキヤノンの「PowerShot N」のような変わり種カメラも楽しいし、質実剛健系のカメラでもオリンパスの「Stylus 1」のようにモニターが動かないとイヤなのである。

カシオの「EX-10」。ハイエンド機なんだけど、モニターはすげーチルトするし、いろんな撮影モードを持ってるしでなかなか面白い

カシオの「EX-10」。ハイエンド機なんだけど、モニターはすげーチルトするし、いろんな撮影モードを持ってるしでなかなか面白い

 と、長い前置きの後登場するのが、カシオ計算機のハイエンド機「EX-10」。以前「EXILIM EXZ-ZR1000」を取り上げたけど、あれよりひとまわりデカくて重くて高い。

 でも、レンズや撮像素子の性能がぐんと上がった。高めでデカいけど、写りは多分、カシオデジカメ史上最強だ。

 それだけなら普通なんだけど、何しろカシオであるからして、液晶モニターが180度動くとか、そうすると自分撮りモードになって手を振るだけで撮れるとか、裏から小さなスタンドが出てきて角度をつけておけるとか、やたら派手なエフェクトモードがあるとか、なかなか楽しいのだ。

 で、うちの猫は猫草が好きで、買ってくると飛びついてははむはむしはじめるのだが、いつも窓際に置くので、その姿を正面から撮るのが難しいのだ。

 EX-10ならできるのである。モニターを180度ひっくり返して猫たちの斜め後ろからそっと手を伸ばして自分撮りスタイルにして撮るのである。

 「大五郎」は気配を感じたようだけど、「かふか」は猫草に夢中。

 ちなみに私は猫たちの横に隠れて腕だけ伸ばしております。なんか草が倒れております。乱暴に引き抜くからです。

草を倒してまではみつづけるかふかと大五郎。猫って草が好きなものだけど、ここまでがっつかれると「ベジタリアンか!」とつっこみたくなります(2013年12月 カシオ EX-10 )

草を倒してまではみつづけるかふかと大五郎。猫って草が好きなものだけど、ここまでがっつかれると「ベジタリアンか!」とつっこみたくなります(2013年12月 カシオ EX-10 )

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