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フラーレンやチタンゴムなどハイテク満載でわずか650g

ヨネックス、ハイテクカーボンフレームで自転車業界に初参入

2013年12月18日 16時44分更新

文● 行正和義

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完成車イメージ

 ヨネックスは12月17日、新たにスポーツサイクル事業としてカーボンロードバイクフレームの開発・製造・販売を開始することを発表。第一弾として2014年4月に上級モデルロードバイクフレーム「カーボネックス/CARBONEX」を発売する。

 同社のバトミントンやテニスのラケット、ゴルフクラブやスノーボードで培ったカーボン加工技術を盛り込んだロードバイクフレーム「カーボネックス」は、650gと超軽量。製品名の「カーボネックス/CARBONEX」は、同社がラケットやゴルフクラブでカーボン製品を最初に使用した際の製品名という。

 素材を軽量化しても剛性強度を保てるナノテクノロジー素材「X-フラーレン」を使用したほか、各部のゴムのような弾性と精密な復元性を持つチタン合金「ゴムメタル」を配置。フレーム形状は部分部分でボックス形状/真円形状を使い分け、同社のラケット独自の形状理論「Oval Pressed Shaft(O.P.S.)理論」を用いて剛性を保ちつつ振動に対して適度にしならせ、路面追従性を高めているという。

場所によって異なるフレーム断面、素材を用いている

 形状・サイズは、オールラウンドタイプ、XS/S/Mの3種類。カラーはブラック/オレンジ。価格は40万円(税別)。

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