このページの本文へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第274回

たった3分で設定完了! ネットカメラ「カメラ一発!」を衝動買い

2013年12月18日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

動体検知や人体感知で
さまざまな警告動作ができる

でき上がったカメラリストの先頭にある「T教授の居間」をタップすると……

でき上がったカメラリストの先頭にある「T教授の居間」をタップすると……

すぐに、現在のW70HDのカメラが捉えている光景が動画で表示される。スマホ画面下にはスマホで操作できるボタンが4つ並ぶ。左から、動画録画オン/オフ、静止画撮影シャッターボタン、W70HD側のスピーカーを鳴らすアラートボタン、マイクスイッチ(オンにするとスマホ側からの声をW70HD側で発声する)

すぐに、現在のW70HDのカメラが捉えている光景が動画で表示される。スマホ画面下にはスマホで操作できるボタンが4つ並ぶ。左から、動画録画オン/オフ、静止画撮影シャッターボタン、W70HD側のスピーカーを鳴らすアラートボタン、マイクスイッチ(オンにするとスマホ側からの声をW70HD側で発声する)

 前述の作業が終了すれば、カメラリストに登録したカメラの名称が表示される。自分のカメラだけを登録している人は筆者のように1台のカメラだけが見えるが、この同じ画面で複数台のカメラ一発を管理し、任意のカメラの画像を選んで見ることが可能だ。

 クライアントデバイスにiPadやWindows PCを使用すれば、同時に複数のカメラ(PCなら最大36台のカメラ画像)を管理操作、モニターすることもできる。

 今回のカメラには「T教授の居間」という名称をつけた。早速、カメラリストに表示されている「T教授の居間」を指先でタップすると、先程設置したW70HDのカメラからの画像がスマホ画面に表示される。

実際にスマホ側で静止画撮影のシャッターボタンを押して撮影した画像。最上段の表示から室内温度が19度であることが分かる

実際にスマホ側で静止画撮影のシャッターボタンを押して撮影した画像。最上段の表示から室内温度が19度であることが分かる

 部屋の温度は摂氏19度でリビングのソファで休憩しているウチのワンコである「Bobby」の姿が見えている。

左側にパン(カメラの角度移動)して音声を出してワンコを呼んでみた

左側にパン(カメラの角度移動)して音声を出してワンコを呼んでみた

きっとワンコはこんな状態でソファーから降りてW70HDをのぞきにきた、と予想される

きっとワンコはこんな状態でソファーから降りてW70HDをのぞきにきた、と予想される

実際にワンコを撮影……あまりにもW70HDのカメラに接近しすぎ(^_^;)

実際にワンコを撮影……あまりにもW70HDのカメラに接近しすぎ(^_^;)

 クライアントデバイス(スマホの場合)の上半分には現在W70HDがモニターしている画像が表示され、下半分には丸いアイコンのスマホ操作ボタンが4つと、その下に小さな文字で現在モニターしているW70HD設置先の環境条件が表示される。

 操作ボタンは左から、動画録画オン/オフ、静止画撮影シャッター、W70HD内蔵のスピーカーでアラート(パトカー警告音)を鳴らす、マイクスイッチ(オンにするとスマホ側からの声をW70HD側で発声する)が並ぶ。

 またW70HDは、本体に搭載している動体検知や人体感知、音声検知、設定温度範囲と実際の温度などのセンサー差異を判断して、さまざまなアラートを発することが可能だ。

スマホアプリで見たW70HDのmicroSDカードの設定画面。スケジュール録画と常時録画の2方式がある。スケジュール録画は人体検知や音の検知などによるトリガー型録画も可能。ストレージが一杯になった時には循環録画か録画停止を選択できる

スマホアプリで見たW70HDのmicroSDカードの設定画面。スケジュール録画と常時録画の2方式がある。スケジュール録画は人体検知や音の検知などによるトリガー型録画も可能。ストレージが一杯になった時には循環録画か録画停止を選択できる

 さらにW70HD本体にはmicroSDHCカードスロットがあり、32GBのメディアで最大96時間の連続動画撮影が可能となっている。

 microSDによる動画録画においても、時刻指定による録画や人体感知や動体検知によるイベントドリブンの録画方式を設定できる。またmicroSDカードの容量不足の時を想定して、循環録画(上書き)モードや録画停止などの選択も可能だ。

 遠隔地からW70HDを管理運用しているユーザーのために、W70HDを設置した周囲で動体感知や人体検知などの結果として何らかの環境変化があった時にのみ、その状態を撮影して、その結果を即座にユーザー宛にメールで知らせてくれる便利な機能もある。

アラーム検知は、動体検知や音声検知、人体感知、温度によるアクション起動などが可能。音声や温度はレベルや高低幅を規定することも可能だ

アラーム検知は、動体検知や音声検知、人体感知、温度によるアクション起動などが可能。音声や温度はレベルや高低幅を規定することも可能だ

Eメールによるアラートを送信する時のトリガーアクションの選択とSDカード録画のトリガーアクションや時間の指定画面。これらの組み合わせで精度の高い監視も行なえる

Eメールによるアラートを送信する時のトリガーアクションの選択とSDカード録画のトリガーアクションや時間の指定画面。これらの組み合わせで精度の高い監視も行なえる

Eメールアラーム(アラートの送信)は3ヵ所までの宛先が設定可能で、設定したすべてのアカウントにアラートメールを撮影画像を添付して送信することができる

Eメールアラーム(アラートの送信)は3ヵ所までの宛先が設定可能で、設定したすべてのアカウントにアラートメールを撮影画像を添付して送信することができる

実際に動体検知を設定したW70HDの前をうちのワンコが横切ったところ、映像が連続的に送信されてきた

実際に動体検知を設定したW70HDの前をうちのワンコが横切ったところ、映像が連続的に送信されてきた

 筆者宅には、24時間365日、自宅内を常に移動監視している私設ガードワンコがいるが、W70HD搭載の動体感知機能とその詳細な設定項目、Eメールアラーム機能のおかげで、飼い主の私はどこにいても、彼の行動を24時間365日、W70HDで簡単にリアルタイムに掌握することができている。

 個人や企業内のPCユーザーなら、スマホやタブレットと同時にWindows PCでW70HDを管理運用するものなかなか有効な手段だろう。

カメラ一発!のWindowsアプリを使用すれば、より大きな画面でW70HDのモニターしている現在の映像を遠隔地からでも見ることが可能。左下の「パトロール」を選択することで、W70HDのカメラのアクションストーリーをプロシジャーとして作成できる

カメラ一発!のWindowsアプリを使用すれば、より大きな画面でW70HDのモニターしている現在の映像を遠隔地からでも見ることが可能。左下の「パトロール」を選択することで、W70HDのカメラのアクションストーリーをプロシジャーとして作成できる

Windowsアプリでは単一のモニター画面以外に、管理しているW70HDやCS-W06Nなど複数のネットカメラを同一画面上で同時にモニターすることが可能だ

Windowsアプリでは単一のモニター画面以外に、管理しているW70HDやCS-W06Nなど複数のネットカメラを同一画面上で同時にモニターすることが可能だ

 Windowsアプリならガードマンの定期巡回のように、時間、見る場所を実際に予行演習してみてそのストーリーの流れを簡単なプロシジャー登録し、以降はパトロールボタン一発で同様の巡回行動を取らせることもできる。

メイン画面を中央位置に配置した画面から、最大36台のカメラを同時にモニターリングするモードまで、最下段のフォレームのリストから選択するだけで実現する

メイン画面を中央位置に配置した画面から、最大36台のカメラを同時にモニターリングするモードまで、最下段のフォレームのリストから選択するだけで実現する

すべてのカメラ一発!シリーズは、Windowsアプリを利用することで最大36台まで、きめ細かなスケジュール管理による録画/再生を行なうことが可能だ

すべてのカメラ一発!シリーズは、Windowsアプリを利用することで最大36台まで、きめ細かなスケジュール管理による録画/再生を行なうことが可能だ

 Windowsアプリを使うと最大36箇所のW70HDやCS-W06Nをミックスして同時にモニターしながら管理運用できる。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン