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T教授の「戦略的衝動買い」 第274回

たった3分で設定完了! ネットカメラ「カメラ一発!」を衝動買い

2013年12月18日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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(昔のカメラと比べて)ビックリするほど簡単な事前の設定

一番左の青のインジケーターランプが点灯していれば、Wi-Fiルーターとの無線接続は上手くいっている

一番左の青のインジケーターランプが点灯していれば、Wi-Fiルーターとの無線接続は上手くいっている

 それでは“一発!”と評される簡単さを試してみよう。設定のプロセスは全部でたったの3項目。まずは自宅にあるWi-FiルーターとW70HDとの有線あるいは無線による接続だ。

スマホ側の「カメラ一発!」アプリとW70HDを結びつけるカメラIDとパスワードは名刺大のカードに記載されてパッケージに同梱される。パスワードは自由に変更可能

スマホ側の「カメラ一発!」アプリとW70HDを結びつけるカメラIDとパスワードは名刺大のカードに記載されてパッケージに同梱される。パスワードは自由に変更可能

ワンコの活動を遠隔からスマホで見るために低いスツールの上にW70HDを設置。Wi-Fi接続のネットカメラは電源さえ確保できればどこにでも設置できるので極めて便利だ

ワンコの活動を遠隔からスマホで見るために低いスツールの上にW70HDを設置。Wi-Fi接続のネットカメラは電源さえ確保できればどこにでも設置できるので極めて便利だ

 有線LANならルーターとW70HDの底面にあるRJ45ポートを付属のイーサネットケーブルで接続するだけ。

 しかし筆者は、W70HDを自宅内のあちこちに移動して使用することを前提としたので、今回はWi-Fiルーターとの接続を設定。とは言っても、ルーター側のWPSボタンを押して、その後、W70HD本体の右側面にあるWPSボタンを押すことですぐに自動接続した。

AndroidスマホならGoogle Playから「カメラ一発!」アプリをダウンロードする

AndroidスマホならGoogle Playから「カメラ一発!」アプリをダウンロードする

アプリを起動して、スマホとW70HDの認識を行なう

アプリを起動して、スマホとW70HDの認識を行なう

 続いて、W70HDを遠隔操作するクライアントデバイスであるスマホやタブレット、Windows版アプリのダウンロードだ。筆者は今回、日常使いのAndroidスマホ(GALAXY Note 3)とAndroidタブレット(YOGA Tablet 8)の2台にGoogle Playより専用アプリ「カメラ一発!」を導入した。もちろんアプリはiOS版も用意されている。

 最後は、クライアントデバイスからネットカメラであるW70HDを操作するための極めて簡単な設定を行なう。スマホに導入したばかりのアプリを起動し、「カメラの追加」を選ぶ。

カメラの名前を好きにつける。今回は「T教授の居間」とした。続いて、先ほどの名刺大のカードの裏側に記載されたカメラIDと初期パスワードを入力し、カメラを追加する

カメラの名前を好きにつける。今回は「T教授の居間」とした。続いて、先ほどの名刺大のカードの裏側に記載されたカメラIDと初期パスワードを入力し、カメラを追加する

 そして、パッケージに同梱されているID/Password Cardの裏側に記載されている「カメラID」と「パスワード」をスマホ画面上から入力すれば完了だ。

 文字にして説明すると少し長く感じるが、実際の操作は本当に3分以内で、カップ麺ができ上がる前にネットカメラの接続が終了すると言っても過言ではないだろう。

 過去のネットカメラの超複雑な設定作業を経験していない人には、その“簡単さ”の程度は理解は難しいかもしれない。

 “過去を知ることは未来への投資だ”と考え、時間と興味あのある人は、従来のネットカメラの標準的設定であるNAT越えやDDNSの説明をウェブ上で探して読んでみるといいかもしれない。

 頭をクリアにして何回読んでも理解はなかなか大変だろう。ただのユーザーにはどだい無理なことを強いるのが従来のネットカメラだったのだ。

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