ASRockレディーの自作PC初挑戦を暖かく見守ってみた

文●林 佑樹(@necamax

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CPUの取り付けで大苦戦

 ケースはたとえ失敗してもリカバリーが容易だが、マザーボードにCPUやメモリー、各種ケーブルを接続する場合は内容によってはミッション終了になりかねないため、慣れている自作ファンであっても慎重になるパートだ。

 CPUの取り付けは相当楽になっているが、ノーヒントの場合はやはり意味不明のようで、CPU取り付けは30分の時間を要する結果になった。もちろん、切り欠きや印の存在を発見したらカンタンなものだが、そこまでの導線は不明瞭だと言わざるをえない。

 また説明書を見ればわかるという論もあるが、説明書を見ながらでも30分であったので、やっぱりわかりにくく、今後の課題といえる情報が散見された。

まずはマザーボードを取り出す。ASRock「Z87E-ITX」をオープンだ

「このクッションいるの?」「このシートもいるの?」と疑問を口にしつつ、マザーボードを引っ張り出していた。クッションは不要だが、シートは絶縁シートなので、パーツ類を仮置きする際に便利なので、組み立てが終わるまではリサイクル活用するのがオススメ

標準的なmini-ITXレイアウト。SATAの位置からすると、マザーボードを平置きするタイプのケースとの相性がよさそうである。またmSATA接続でWi-Fiユニットを搭載しており、IEEE802.11acにも対応する

mini-ITXにある4ヵ所のネジ穴と、PCケースのマザーボード固定用ネジで、設置場所の発見まではスムーズだった。どちらかというと、インターフェースを前にするか後ろにするかで、ビジュアル的な意味で悩んでいる時間のほうが長かった

正面にインターフェースがあったほうがいいと決めてネジ留め開始。ここでは知識として、対角線留めを教えておいた

CPUの取り付け。「注意点はありますか?」と聞かれたので「失敗したらミッション終了」とだけ伝達

「どうやるの?」と説明書とのにらめっこが続く

CPUソケットにあるレバーを恐る恐る動かしてカバーをオープン。レバーの操作はけっこう力がいるため、女の子からすると壊れそうで不安だったとのこと

カバーのオープンには成功したが、CPUの向きがわからずにらめっこが続いたが「切り欠きに合わせればいい?」と発見した模様。捕捉しておくと、カバーとCPUにある▲印を合わせる方法でもOK

CPUを取り出すところ。小指が立ってるよ、小指が

ソケットにCPUをセット。小指小指!

CPUをセットしたらレバーを戻すだけだが、これもけっこう力をかける必要があり「壊れそう!」と連呼していた。我々はいろいろ慣れすぎてしまったのだ

「壊れたら、ASRockさんにもう1枚送ってもらえばいいよー」と背中を押して、一気にレバーを下げてもらった(そうそう壊れるものではないし)

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