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リビングルームに焦点を置いた機能がSteam に登場。

Valve、「Steam OS」ベータ版を配信開始。お茶の間のテレビに進出

2013年12月16日 21時55分更新

文● 八尋/ASCII.jp編集部

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「Linux」ベースのOSで、WindowsやMacのゲーム全てを家庭内ネットワークを経由してストリーム可能な「SteamOS」のベータ版が配信

 デジタル配信サービス「Steam」を運営するValveは12月16日、独自OS「SteamOS」ベータ版の配信を開始した。価格は無料。

 SteamOSは、Debian GNU/Linuxベースで、ベータ版ではNVIDIAのグラフィックスカードのみをサポートする。最終バージョンではAMD と Intel のグラフィックスのサポートが含まれるという。

 SteamOSを実行できる環境があれば、WindowsやMacのSteamタイトルを、家庭内ネットワークを経由してストリーミングによるプレイが可能だ。「Steam Big Picture」を使用し、SteamOSのPCをHDMIケーブルでつなげばテレビ画面でSteamのゲームをプレイできる。

リビングのテレビでSteamのゲームをプレイできる

 Steam OSには、Steamタイトルを家族や友人の間で共有できる新機能「ファミリーシェアリング」が実装される予定だ。Steamクラウドに進行状況をセーブしながらゲームを交互にプレイ可能で、5000万人を超えるユーザーベースを持つSteam上のフレンドリストを、そのまま継承する。現在、多数のメディアサービスと協力し、音楽/映画/テレビを近々オンラインで提供開始する予定だ。また、サードパーティの参加を制限しないオープンプラットフォームで、SteamOS搭載のゲーミングPCが登場する見込だという。

 Steam OSのベータ版は公式サイトからダウンロードできる。

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