冬、というか晩秋は子猫の季節じゃないと思うのだけど、出会っちゃったのである。たくさんの子猫に。
たまたま、オリンパスの「E-M1」と同じくオリンパスの「Stylus 1」を持って自転車で走っているとき、ほんと偶然、見つけたのだ。
視界の隅に違和感を感じ、「あれ? あそこにもこもこしてるのはもしかして猫じゃね?」と思った瞬間にはもう車道から歩道に上がって自転車を止めてたのだった。
違ってたらまた車道に出て走り出せばいいやというくらいのつもりで、行き過ぎた分、少し戻って凝視してみると、まさしく、子猫が固まってお昼寝してるとこだったのである。
なんとラブリーな光景だこと。
そこは園芸店か何かで、資材を置くためか、広いスペースがあり、その一角に固まってたのである。関係者以外は入れない場所なので、もう安心しきってるのだ。
もう、子猫は子猫ってだけでずるい。
だって、横から見たらこんなですよ。顔は立派なのに身体がこんなに小さくてふさふさしてる。子猫は横から見た方が子猫っぽい。
こんなにふさふさして小さいのに(毛を濡らしたら本体はもっと小さいに違いない)、立派に毛繕いとかするのだ。
私は隙間から猫を撮ろうとしたら、子猫たちもその気配を感じて身構える。その身構えっぷりがまた子猫らしくて可愛い。
こっちはE-M1に望遠レンズを付けて撮影。
そしたら1匹だけこちらへひょこひょこと怖がりもせず歩いてくるヤツがいたのだ。それが冒頭写真の子。
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