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アシストがNORENを暖簾分け、新バージョンを発表

2013年12月10日 12時30分更新

中野克平/アスキークラウド編集部

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 企業向けCMS「NOREN」を国内で販売するアシストは12月10日、同社のNOREN事業を分社化し、2014年1月24日に新会社「株式会社のれん」をアシストの100%子会社として設立すると発表した。

 同社代表取締役の大塚辰男社長は分社化の意図を「変化の早いウェブ分野で迅速に意思決定するため」と説明。新会社の社長には同社の勝田 誠取締役が就任し、ビル・トッテン会長と大塚社長らが非常勤の取締役を務める。

 新会社の方針について勝田氏は「NORENの販売、サポートが中心になる。パートナー企業が持つオプション製品群なども合わせて、アライアンスを強化していく」と語った。新会社の売上目標は2016年末に10億円。約500社の顧客企業は大企業中心だが、今後は中小企業やインフラを持ちたがらない企業への販売も強化したいという。

 NORENは、韓国アイオンコミュニケーションズが開発、販売するCMS「ICS(I-ON Content Sever)」の日本版。国内では2006年からアシストが20年間の独占販売権を持つ。開発元の韓国アイオンコミュニケーションズのオ ヂェチョル社長は「アシストは最高のパートナー。日本は品質にもっともこだわる国。韓国の10倍は要求水準が高い。HTML5の普及など、Webは変化が速いが、新会社になって意思決定が加速すれば、変化に最も対応できる製品になる」と期待をこめる。

 新会社の役員に就任する同社情報基盤事業部営業統括部営業3部の根津 豊部長は、「ウェブ市場は成長を続けており、マルチデバイス対応やオンプレミスからクラウドへの変化が起きている。新会社の設立とともに販売する新バージョン、NOREN6では、従来の静的CMSに加えて、動的なコンテンツ生成にも対応するハイブリッド型になる」とした。

 NOREN6の特徴についてアシストNOREN推進1課の八木康介課長は「コンテンツ管理システムからコンテンツ管理プラットフォームへの変化だ。かつては企業サイトのコンテンツ量は数千ページあれば多い方だったが、最近では50万ページを超える場合もある。新バージョンでは、コンテンツの登録、配信、データ連携を分散処理できるように設計を変更した。AWS(Amazon Web Services)などのクラウドサービスでサーバー台数を増減させたり、購入履歴から利用者ごとにお勧め商品を変えたりするウェブサイトにも対応できる」と語った。

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