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読んだら買いそうになる!? お買い得品発掘情報 第15回

3TB USB HDDも1万円台前半で! お買い得ストレージを探す

2013年12月05日 12時00分更新

文● 正田拓也

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 以前は日を追うごとに目に見えて下がっていったHDDの価格も、今や値下がりもあまりなく、むしろ為替の影響で上がってしまっている状況。

 しかし、動画の収集などでデータは日に日に膨れ上がっているというユーザーから、データ移行や整理で別のHDDに保存したいというユーザーまで需要が落ち込んでいるわけではない。

 そこで、今回はお買い得なストレージを選んでみたい。といっても、ストレージは豊富すぎて若干の偏りがあるかもしれないが、USB接続タイプからNASタイプまで、よさそうなものを選んでみた。

3TBのUSB HDDも1万円台前半で買える!
バッファロー「HD-LBVU3C」

バッファロー「HD-LBVU3C」

バッファロー「HD-LBVU3C」

 まず、ストレージの追加の基本はやはり外付けHDDだろう。市販のUSB接続タイプを購入すれば、最初から領域の設定やフォーマットがされており、つなげればすぐ使えるはずだ。単なるデータの退避ならばバックアップソフトや複雑な機能も必要ない。

 となれば、選び方は簡単。容量あたりの単価で比較して安いものの中から、信頼できそうなメーカーのものを選べばいい。

 おすすめはバッファローの「HD-LBV3.0TU3」。容量3TBでUSB 3.0に対応するHDDで、現在は最安で1万3000円程度から。このシリーズはすでに生産完了となっている。

 バッファローのラインナップは複雑だが、低価格品では接続してデータ保存するだけなら何も変わるところはないようなので、無理に最新機種を狙う必要もないだろう。できれば今回のセレクトのように高速伝送ができるUSB 3.0対応を選んでおきたい。

 なお、OSやPCの移行で使う際、Windows XPやそれよりも古いWindowsのPCに接続する場合、2TBを超えるHDDの利用は基本的にできないと考えたほうがよい。まったく使えないとまでは言えないが、確実に使いたいというのであれば2TB以下のHDDを選ぶことを強くおすすめする。

バッファロー「HD-LBV3.0TU3」

  • 接続:USB 3.0/2.0/1.1
  • 本体サイズ:幅39×奥行189×高さ123mm
  • 重量:約1kg
  • 紹介ページ

2TBのポータブルHDDも1万円台前半で!
ウエスタンデジタル「WD Elements WDBU6Y0020BBK」

ウエスタンデジタル「WD Elements」

ウエスタンデジタル「WD Elements」

 2.5インチHDDを採用するポータブルタイプのHDDは、簡単に持ち運びでき、USB接続だけで別途電源が不要という製品が基本。そのため、USBメモリーと同じようにPCにつなげればすぐ手軽に利用できるのがウリだ。

 従来は3.5インチタイプに比べて容量単価が大きく違っていたが、最近では3.5インチに単価がだいぶ近づいた。

 ひとつ、注意しなければならないのは、PC側がUSB 3.0ポートであればよいが、USB 2.0までの場合、電源容量がギリギリか、足らない場合があること。このため、安定動作のためには、信頼できそうなメーカーのものを選ぶことが求められる。

 そこで選んだのがHDDメーカーでもあるウエスタンデジタルのポータブルHDD「WD Elements WDBU6Y0020BBK」だ。2TBの容量を持ち1万3000円程度からと、3.5インチHDDタイプよりは容量単価は高いが、持ち運びや重量、動作時の騒音という面で有利。2.5インチの中では割安だ。しかも、2013年9月発売の新製品でUSB 3.0にも対応している。

 もし、2TBの容量が不要なら1TB版の「WDBUZG0010BBK」もある。容量単価でみれば2TB版よりはお買い得度が下がるが、ウエスタンデジタルのブランドはそのままで用途や予算で選ぶことができる。

 ケースに入ったHDDを購入する際の不安は、内蔵されるHDDがどのメーカーかわからないことだが、その点、HDDメーカーのブランドが付いていることも安心のひとつではないだろうか。

ウェスタンデジタル「WD Elements WDBU6Y0020BBK」

  • 接続:USB 3.0/2.0
  • 本体サイズ:幅82.4×奥行111×高さ21mm
  • 重量:234g
  • 紹介ページ

USBメモリーも128GBが1万円以下で入手可能
グリーンハウス「PicoDrive J3」

グリーンハウス「PicoDrive J3」

グリーンハウス「PicoDrive J3」

 ちょっとしたデータのやりとりに便利なUSBメモリー。2GB程度の容量なら今や1000円程度で購入できる。

 ただし、もはやSDメモリーカードやmicroSDカードが手元にあふれて、PCにもあたりまえのごとくSDメモリーカードリーダーが搭載されている。あえて小容量のUSBメモリーを新たに買う意味を感じない人も多いはずだ。

 ただ、USBメモリーは128GBや256GB、512GBという大容量のものがある。SDメモリーカードに収まり切れないような大容量のデータの受け渡しには便利だろう。

 USBメモリーの価格はピンキリだが、グリーンハウスの「PicoDrive J3」128GBモデル(GH-UFD3-128GJ)は最安レベルで7000円台から購入可能。USB 3.0対応なので、大容量データの高速転送が可能だ。

 UltraBookのメインストレージとして使われることも多い128GBのSSDのバックアップメディアとしてもよさそうだ。

 ちなみに、SDXCカードの128GBのものも最安レベルの製品では7000円台からある。SDメモリーカードのほうが使い勝手がいい、というならそちらを選んでもいいだろう。

グリーンハウス「PicoDrive J3」

  • 接続:USB 3.0/2.0
  • 本体サイズ:幅59.5×奥行21.6×高さ10mm
  • 重量:15g
  • 紹介ページ

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