アスキー・ジャンク部リターンズ 第29回
シーフード、カレーと並び立つ存在であることを、これでアピールしてほしい
カップ麺の“レッチリ”、「レッドチリトマトヌードル」は本当に辛口?
2013年12月04日 16時25分更新
日清食品のカップ麺の看板シリーズである「カップヌードル」の中で、「チリトマトヌードルが好き」という人は多いはずだ。たぶん、多いはずなのだ。しかし、基本のカップヌードル、海鮮のデパート「シーフードヌードル」、インド人もビックリの「カレー」と比べると、やや影が薄いのも否めないところ。
そこに現れたチリトマト界の新たな助っ人が、12月2日に発売された「カップヌードル レッドチリトマトヌードル」なのである。
この製品は「カップヌードル レッドシーフードヌードル」、「カップヌードル レッドカレー」に続く、「SURVIVE!レッドシリーズ」の第3弾にあたるものだ。これはつまり、シーフード、カレーと並んで、チリトマトがカップヌードルの主力なのだと、日清食品が公言していることに等しいはず。たぶん。
こんな新製品、チリトマト派ならずとも気になるだろう。というわけで今回は、派閥争いとは無縁なASCII.jp編集部より、勝手にチリトマト派閥を作って火のないところに油を注ぐアスキー・ジャンク部のコジマが試食。
食べてみると、確かにちょっと辛い。麺と具はともかく、スープにペッパーが溶け混んでいるのだろう。通常の5倍にあたるレッドペッパーとホワイトペッパーが入っているとのことで、舌にピリリとした辛味が残る。
とはいえ、チリの辛さにトマトの甘みと酸味がマッチしたスープという基本の構成は、通常のチリトマトヌードルと変わらない。具材もトマト、チキンダイス、コーン、キャベツ、インゲンといった、おなじみのもの。奇をてらっているわけではないので、味としては安心感のあるまとまり具合といえよう。
肝心の辛さ自体も、よほど辛いものが苦手というわけではない限り、食べられる範囲に抑えられていると感じた。あくまでいつものチリトマトに、刺激をプラスした……というレベルだ。激辛党には物足りないかもしれないが、チリトマト派としてはこれを機に、より多くの党員が増えることを期待したい。
というわけで、今日のジャンク部はカップヌードル レッドチリトマトヌードルでした。ごちそうさまでした。
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