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ジョグシャトルも復活した“スマホ時代のウォークマン”

久しぶりのスティック型ウォークマン「NW-M505」はスマホ連携&アンプ強化で攻める!

2013年11月30日 11時00分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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往年の名機を彷彿させるスティックタイプ!

 ウォークマンの新モデル「NW-M505」は、ビン形の筐体とノイズキャンセリング初搭載で人気を集めた「ウォークマンSシリーズ」を彷彿させるスティック型の筐体が大きな特徴。NW-S700/S600シリーズ以来のスティック型ウォークマン復活とあって、注目しているファンも多いはずだ。

「ジョグシャトル」も復活!

根強いファンも多いジョグシャトル

 まず目に付くのが「ジョグシャトル」。かつてのスティック型ウォークマン、また往年のCD/MDウォークマンのリモコンと同じく、回転+引き出しで曲送り/曲戻し/メニューの選択などが可能だ。アルミの上に透明な樹脂をかぶせることで、やわらかさを表現した。ジョグシャトルを除く筐体はアルミ製。全体的に親しみやすさと上質感の同居した印象で、さまざまな年代が違和感なく持てそうに思える。カラーもブラック、シルバー、バイオレット、ピンクの4色と、実にツボを抑えた展開。

全面/背面
側面。脱着式のクリップが付属する

スマホ時代のウォークマン?

 外見は往年のスティック型ウォークマンに近くても、機能面ではさすがに月日の流れを感じさせる。目玉は「スマートフレンドリー機能」。Bluetoothでスマートフォンやタブレットとペアリングすれば、端末内の音声をM505から聴けるというものだ。音楽、動画の音声だけでなく、着信音やメールの通知音なども転送されるため、イヤフォンやヘッドフォンをM505に“差しっぱなし”にしていてもスマートフォンからの通知を見逃さない点もメリット。本体に無指向性のマイクを仕込んでいるため、ヘッドセットとしても利用できる。「DAP+スマートフォンの2台持ちに不満を覚えているユーザーが多い」という調べから、搭載に至ったという。

ノイズキャンセリングイヤフォンを標準添付。ピンクのモデルのみホワイト、それ以外はブラック3.5mmミニプラグ部

 音質面としては、デジタルアンプ「S-Master」のモバイル機器版「S-Master MX」およびノイズキャンセリングの搭載で、スマートフォン内の音楽を“ウォークマンの音質”で聴けるというのがウリ。ノイズキャンセリングは通話音声などに対しても働くので、騒音下での使用にも向く。伝送時のコーデックはAAC/aptXに対応、音質劣化を抑えた仕様にした。

M505の主な基盤、外装

 S-Master MXについてもう少し詳細に述べると、M505には、間もなく発売予定のフラッグシップ機「NW-ZX1」および発売済みの「NW-F880」と同じく、マイナス電源が搭載されている。アンプとヘッドフォンをカップリングコンデンサーなしで接続する構造になったことで、キレのある、深い低音域を実現したという。また、R/L、それぞれのプラス/マイナスで計4つの電源を内蔵。各電源の負担を軽減させることでヘッドフォンのドライブ性能を高め、同時に左右からの出力の干渉を抑えた「ステレオ感」のある音を実現したとしている。

 

「2台持ちは嫌」でもこれならば!

 「スマホ時代のウォークマン」と銘打った本製品で、「2台は持ちたくないが、スマートフォンの音質では満足できない!」といったユーザーの取り込みを狙う構え。筆者も試聴したが、少しはっとさせられるような驚きがあった。M505内の音源とスマートフォン内の音源をジョグシャトルの操作でスムースに切り替えられるのもうれしい。「スマートフォンの音質では満足できない派」だけでなく、「満足している派」あるいは「満足していないがDAPを買うほどでは……」と考えている人も、実際に聴いてみると「これならば」と思うかもしれない。

 親しみやすい外観にウォークマンの魅力が詰まったM505、今冬注目の製品になりそうだ。

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