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買い替えにおススメ! 4K相当の「AQUOS クアトロン プロ」

2013年11月29日 17時19分更新

文● ASCII.jp編集部

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左は37V型の液晶テレビで右は52V型の「AQUOS クアトロン プロ XL10」。左のサイズから右のサイズに買い替えた場合、普通は視聴距離が同じなら解像感の低さに違和感を感じるのだが、AQUOS クアトロン プロ XLなら問題ナシ

左は37V型の液晶テレビで右は52V型の「AQUOS クアトロン プロ XL10」。左のサイズから右のサイズに買い替えた場合、普通は視聴距離が同じなら解像感の低さに違和感を感じるのだが、AQUOS クアトロン プロ XLなら問題ナシ

 シャープは、同社液晶テレビ「AQUOS クアトロン プロ XL10」シリーズについて、一部機種の発売(11月30日)を前に技術説明会を開催した。

人が明るさを感じるのは緑と黄色。逆に暗さを感じるのは赤と青

人が明るさを感じるのは緑と黄色。逆に暗さを感じるのは赤と青

1画素の中に緑と黄色のサブピクセルを配置し、その間に赤と青を置くことで、輝度ピークを2つ構成できる

1画素の中に緑と黄色のサブピクセルを配置し、その間に赤と青を置くことで、輝度ピークを2つ構成できる

同じ白でも緑中心の白と黄色中心の白を構成できる

同じ白でも緑中心の白と黄色中心の白を構成できる

1画素の上下も分割駆動することで、垂直方向の輝度感も2倍に

1画素の上下も分割駆動することで、垂直方向の輝度感も2倍に

クアトロンなら色域も3原色より広い

クアトロンなら色域も3原色より広い

 AQUOS クアトロン プロは、同社の4原色(赤、緑、青、黄)フルHDパネルで4K相当の高精細表示を実現する技術。

 詳細についてはこちらの記事を参照いただきたいが簡単に説明すると、1つの画素内で緑を中心とした白と黄色を中心とした白、2つの輝度ピークを作ることで水平の輝度解像度を2倍相当とし、さらに上下の制御を分割駆動することで垂直の輝度解像度を2倍相当とするもの。

左が従来の(3原色の)フルHDテレビで、右がAQUOS クアトロン プロ XL10

左が従来の(3原色の)フルHDテレビで、右がAQUOS クアトロン プロ XL10

 これにより、色解像度はフルHD(2K)ながら、輝度解像度は4K相当となり、精細感の高い映像が視聴できる。

 なお、フルHDテレビながら4K映像の入力も可能。映像ソースが2Kの場合は内部で4Kアップコンバートを行ない、最適化して表示する。

4Kを買えない買い替えユーザーの救世主!?

テレビの買い替え時にはより大きな画面を選ぶ傾向にある

テレビの買い替え時にはより大きな画面を選ぶ傾向にある

画面サイズが2倍になれば、画像が粗く見えるのも当然。それを解決する提案がAQUOS クアトロン プロだ

画面サイズが2倍になれば、画像が粗く見えるのも当然。それを解決する提案がAQUOS クアトロン プロだ

 同社デジタル情報家電事業本部の指出実氏は、テレビの買い替えサイクルが8年程度という内閣府の調査を引き合いに出し、8年前の売れ筋テレビのサイズが42~32V型程度であると説明。

 これらの所有者が新しくテレビを買い替える場合、より大画面の製品を求める傾向が高いが、視聴距離が変わらない(リビングの従来のテレビを置き換えるなど)のであれば、解像感の低さが目立ってしまうと指摘した。

 そうなると解像感の高い4Kテレビはうってつけの製品であるし、実際同社は4Kテレビを製品化している。しかし、現在のところ55V型以上の製品がメインで、価格も高価となる。スペースの制約や価格であきらめざるをえない人もいる。

 しかし、AQUOS クアトロン プロ XL10なら46V型や52V型といった比較的小型のラインナップがあり、価格も4Kテレビよりはリーズナブルに購入可能。

 指出氏は「買い替えユーザーにより上質な製品を提供したい」と語り、よりランクアップした買い替えを提案していくことを強調した。

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