スマホ向けゲームアプリ「パズル＆ドラゴンズ（パズドラ）」の総ダウンロード（DL）数が15日、iOS版とAndroid版、Kindle Fire版を合わせた国内累計で2100万を突破した。無料通話・メールアプリ「LINE」と連携するゲームアプリ「LINE GAME（LINEゲーム）」の登録ユーザー数は9月に世界で2億を超えている。
アスキークラウド12月号（10月24日発売）では「ゲームの魔力で顧客を夢中に 『没頭』ビジネスの正体」と題した特集をはじめ、スマホをゲーム機として利用するゲームアプリが大ヒットを飛ばしている状況をまとめている。その勢いを象徴する動きとして28日、「ドラゴンクエスト（ドラクエ）」のスマホ版アプリがリリースされた。
ドラクエは、スクウェア・エニックス（旧エニックス）が開発・発売するロールプレイングゲーム（RPG）。任天堂の据え置き型ゲーム機「ファミリーコンピュータ（ファミコン）」向けパッケージゲームソフトとして1986年に発売されると爆発的なヒットとなった。
その後もシリーズ化され、「スーパーファミコン」や「プレイステーション（PlayStation）」、「Wii」など他の据え置き型ゲーム機をはじめ、「ニンテンドーDS」や「プレイステーションポータブル（PSP）」といった携帯ゲーム機も含め、その時代に合わせてさまざまなゲーム機向けに開発されてきた。
今回、リリースされたのはドラクエのスマホ向けアプリで、iOS（iPhone）版とAndroid版を用意。シリーズ第1作目「ドラゴンクエストI」の配信を開始したが、今後も2作目、3作目と順次リリースしていく予定だ。
ゲームアプリの配信は「ドラゴンクエスト ポータルアプリ」で行い、今回は同ポータルアプリも同時にリリース。ドラクエ関連の最新情報も提供していく。ポータルアプリは無料で、一部有料コンテンツがあり。なお、「ドラゴンクエストI」は同ポータルアプリから500円で購入できるが、ポータルアプリ配信記念として、先着100万ダウンロードは無料配信となっている。
人気ゲームソフトがスマホ向けにアプリ化されたことで、「ゲームはスマホで」という勢いが加速しそうだ。
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■ドラゴンクエスト公式サイト
