ビジネスで交換する名刺は、あっという間に溜まってしまい、まともに管理している人は少ないだろう。しかし、せっかく人脈を構築するチャンスなのだから活用したいところ。そこで今回は、名刺を写真に撮ってデータベース化できる「WorldCard Mobile」の使い方を紹介する。
名刺を交換したら直後に登録する
溜まった名刺をまとめてスキャンし、管理しようと思ってもなかなか実行に移せない。どうせなら、名刺を交換したら直後にデジタル化してしまえばいい。「WorldCard Mobile」なら、名刺をiPhoneのカメラで撮影し、認識した文字列の間違いをチェックするだけで済む。さらに、分類管理も可能で、データベースからメールしたり電話したりできる。
WorldCard Mobile - 名刺認識管理 | |||
---|---|---|---|
価格 | 1000円 | 作者 | Penpower Technology Ltd. |
バージョン | 6.1.0 | ファイル容量 | 32.8 MB |
カテゴリー | ビジネス | 評価 | (4) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 5.0以降 |
名刺を登録するには、まずカメラ機能を起動。枠内に収まるように名刺を撮影する。きちんと撮影できれば文字の認識精度は高い。とはいえ、名刺によってデザインはばらばらなので、間違った項目に登録されてしまうこともある。フォントが特殊だったり、文字が小さいと誤認識も起きる。そんな時は、画像を見ながら修正すればいい。名刺1枚なら、通常1分程度、表裏を取り込んだうえ修正箇所が多いなら2~3分というところ。会議の後の休憩や電車での移動時間に済んでしまうだろう。
- 上部アイコン左から
- 撮影画面に戻る
- 裏面を続けて撮影する
- 次の名刺を続けて撮影する
- 画像認識を開始する
- 下部アイコン左から
- 認識させる言語を選ぶ
- 左に90度回転させる
- 右に90度回転させる
これで名刺の登録は完了。あっという間だ。横長の名刺や裏面にも情報が記載されている場合は、もう少し手間がかかる。
実際のところ、完璧に認識され修正一切なし、ということの方が少ない。多かれ少なかれ修正は発生するが、それほど手間はかからない。また、すべての項目を完全に入力する必要もない。例えば、企業のURLは検索すれば見つかるので、手動で入力しなくてもいいだろう。会社名と名前だけは確実にチェック。電話するケースが多いなら電話番号、メールするケースが多いならメールアドレスを優先的に確認すればいい。裏面に個人情報が載っていないなら、単に画像として保存するくらいの運用法が負担にならずに済む。
この連載の記事
-
第131回
スマホ
スマホで会議を録音するならイチオシの「HT Professional Recorder」を徹底解説 -
第130回
スマホ
大量のコピー&ペーストを手軽に捌けるiPhoneアプリ「Copied」を徹底解説 -
第129回
スマホ
麻雀やろうぜ! 初心者向けセット麻雀御用達2つのiPhoneアプリ -
第128回
スマホ
バーコードで蔵書をリスト化するiPhoneアプリ「ブクログ」を徹底解説 -
第127回
スマホ
満を持してリリースされた「Google ToDo リスト」アプリを徹底解説 -
第126回
スマホ
今更聞けないマインドフルネスをiPhoneアプリで体験する -
第125回
スマホ
料理するならマスト! 人気のレシピ動画アプリ3本の使い方を徹底解説 -
第124回
スマホ
イベントでの混雑もわかるようになった「Yahoo!乗換案内」を徹底解説 -
第123回
スマホ
家にあるモノをデータベース化できるiPhoneアプリ「monoca」で自己管理を徹底しよう -
第122回
スマホ
5つのSNSの同時予約投稿やフォロワー管理ができるiPhoneアプリ「Statusbrew」を徹底解説 -
第121回
スマホ
インスタ映えする飲食店やスポットを検索できるスマホアプリを徹底解説 - この連載の一覧へ