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通信・データ通信に加え防災無線などとも連携が可能

NEC、陸上自衛隊向けの「新野外通信システム」を納入

2013年11月21日 18時01分更新

文● 行正和義

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無線機およびアクセスノードなど構成される「新野外通信システム」

 日本電気は11月20日、陸上自衛隊向けの「野外通信システム」の納入を開始したと発表した。

 新野外通信システムは今年度から装備され、現在使用している方面隊電子交換システム、師団通信システム、各種機能別無線機の後継となる。

ソフトウェア無線技術により、周波数帯や音声/データの使い分けを可能にするという

 従来の無線機、データ用無線機など周波数帯や用途が異なる無線機を併用していたのに対し、広域多目的無線機を使用し、各無線機には用途に応じたアプリケーションをインストールすることで異なる無線機同士でも通信可能とする。

 これにより、陸上自衛隊内の指揮・統制・情報伝達だけでなく、海上・航空自衛隊や防災無線をはじめとする関係省庁との野外連絡も容易になる通信基盤構築が図れ、災害対応にも有用な通信システムとしている。

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