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Phanteks「Enthoo Primo」

オランダのPhanteksから初のハイエンドPCケースが発売

2013年11月14日 22時44分更新

文● 山県

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 オランダのクーリングパーツメーカーPhanteksから、同社製PCケース第1号となる「Enthoo Primo」が登場。今日から販売がスタートしている。

クーリングパーツメーカーPhanteksが手掛けたPCケース初号機「Enthoo Primo」の販売がスタート

 「Enthoo Primo」は、SSI EEB、E-ATX、ATX、Micro ATXの各フォームファクターに対応するフルタワーPCケース。サイズは250(W)×600(D)×650(H)mmで、重量17.2kgという大型のモデルで、電源ユニットはボトム部に2台まで搭載可能だ。
 また、冷却ファンとして、フロント140mm×2(LEDファン)、トップ140mm×1、リア140mm×1、ボトム140mm×1を標準装備。さらにフロント120/140mm×2、トップ120mm×4(140mm×3)、サイド120/140mm×2、リア120mm×2(140mm×1)、ボトム120mm×4(140mm×2)、HDDケージ120mm×2の計16台のオプションファンスペースを設けている。
 加えて各種水冷パーツを搭載するための専用スペースが設けられているのも特徴。いわゆるオールインワンタイプのポン付け水冷ユニットではなく、ポンプ、リザーバー、ラジエター、ウォーターブロック、チューブなどを自ら構築するハイエンド水冷仕様にも対応する。

内部は広々。各種水冷パーツを搭載するための専用スペースが設けられてるほか、多数の冷却ファンを追加装備することもできる

リアおよびトップの様子。拡張スロットは8段用意される

 ドライブベイレイアウトは5インチオープン×5、3.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×12で、拡張スロットは8段。トップレイアウトのI/Oポートは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク入力×1、ヘッドフォン出力×1。
 フロントとトップパネルはアルミ製で、サイドパネルには内部を確認できる広いアクリルウィンドウを装着。本体右側にブルーのラインが発光するギミックも用意されている。
 価格は3万4800円。高価な値段を感じさせないしっかりとした作りで、早くも数台予約が入っているというショップもあった。オリオスペックのほかツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。

サイドパネルには内部を確認できる広いアクリルウィンドウを装着。本体右側にブルーのラインが発光するギミックも

本体が大きい分、パッケージも当然巨大

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【取材協力】

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