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「3本指でのスワイプ」「2ヵ所を押さえた状態で別の箇所を操作」なども可能

ハートなぞり描きにも対応のAndroidアプリ自動テストツール「QCWing for Android」

2013年11月14日 20時01分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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Androidアプリ自動テストツール「QCWing for Android Ver.2.6」

 ノーベルは11月14日、アプリ開発者/企業向けのAndroidアプリ自動テストツール「QCWing for Android Ver.2.6」を発表した。

 インストールしたPCにAndroid端末をUSBケーブルで接続し、外部制御することで、アプリのテストを自動化するというもの。複数の端末を同時に制御でき、同種端末の一斉テストや、異なる数種の端末の同時テストも可能だ。

 「タップ」「ドラッグ」「スリープ解除」「ピンチイン/アウト」といった基本的な操作のほか、「画像ファイルの保存」や「外部コマンドの実行」「条件分岐」などのコマンドも内蔵する。複数コマンドを組み合わせた手順「テストシナリオ」の作成方法がシンプルで、プログラミング未経験者でも操作方法を簡単に習得できる点も特徴だとしている。

 Ver.2.6では「リプレイ機能」をサポート。「3本指でのスワイプ」「2ヵ所を押さえた状態で別の箇所を操作」「ハートマークのなぞり描き」など、複雑な操作のテストを可能にしたという。

 Android端末側の操作内容をログファイルとして記録しての、同一テストの繰り返しの実行も可能。「複雑な操作を1000回繰り返し、アプリの性能を確認」するといった使い方にも応用できるという。夜間や休日などにログファイルに記録したテストを実行しておき、テスト結果をあとで確認できるのもメリット。価格はオープンで、発売は12月24日。

Android端末側の操作内容をログファイルとして記録し、同一テストの繰り返しの実行も可能

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