先日、家から行きつけの公園まで、写真を撮るために自転車で走ったのである。
だいたい自転車で30分くらいの距離。ただ、いつも使っている道が渋滞してて、狭くて自転車もすり抜けられないレベルなので、じゃあ違うルートで行ってみるかと、自転車を止めてiPhoneで地図をチェック。ここを右折してあの辺で左折すればちょっと遠回りだけど渋滞は避けれそうだと、はじめて通る道に入ったのである。
それはいいんだけど、「だいたいこっちの方かな」と適当に走ってたら思い切り迷いまして、最近はiPhoneがあるおかげでどれだけ迷っても何とかなるさと思っちゃっていけない。
しょうがないので自転車を止めて地図を見ると、目的地からずいぶん遠ざかってる。やばい。いや、次を左折してくねくねいけば何とかなるはずだと見知らぬ道に入る。
自動車もすれ違えない細い道を抜けようとすると、左手の民家脇に猫発見。慌ててブレーキ。
ちょっと先の路地に自転車を止め、猫を撮ろうとカメラを抱えて戻ったら、エアコン室外機の上でくつろいでいたふさふさな猫は、逃げるどころかこっちにタタタと寄ってきて、いきなりうにゅうと伸びてくれるのだ。
そんな予想外の展開に慌ててシャッターを切ったのが冒頭写真。ピントが目じゃなくて鼻の頭にあってるのはご容赦を。慌ててとりあえず撮っちゃいました。
で、撮ったらまた自転車にまたがって本来の目的地へ向かおうと思っていたのだが、そうは猫が許さない。
どうやらこのあたり、猫がたまってるのだ。近くに農地があったので猫的には暮らしやすいのだろう。近所に世話をしてる人もいるに違いない。そんな感じの人なつこさだ。
何しろしゃがんで猫を撮ってたら、民家のガレージからわらわらわらと何匹も飛び出てきたのである。びっくり。
何しろこんな感じである。ちなみに、この写真だけで7匹写ってるほど。最初の猫ほど人なつこくはないが、食べ物でももらえると勘違いしたのか一斉に道路に出てきたのである。
これはびっくりでしょ。あとはもうたくさんいる猫を撮るだけ。
道路を渡って向かいの農家の入口で遊びはじめた猫はいるし。
さっきの人なつっこいヤツは私のカメラストラップで遊んでるし……。
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