スマホ向け無料通話・メールアプリ「LINE」が約230カ国で2億8000万以上のユーザーに利用されているLINE。ゲームアプリ「LINE GAME(LINEゲーム)」の世界累計ダウンロード数も2億件、カメラアプリ「LINE camera(LINEカメラ)」も同5000万件を突破し、アバターコミュニティサービス「LINE PLAY(LINEプレイ)」もグローバル展開開始後8カ月で海外ユーザーが600万人を超えた。
そんな同社はここへきて海外展開をさらに加速させている。7日にフランス大手通信事業者ブイグ・テレコムとのパートナー契約を締結。そして14日には、同社のグローバル展開を支援する子会社のLINE PLUSがインドネシアのゲームパブリッシャー、クレオン モバイルと提携する。
ブイグ・テレコムとのパートナー契約はフランス市場のユーザー拡大を目指す。クレオン モバイルはインドネシア最大手のオンラインゲームパブリッシャー、クレオンの子会社で、モバイルゲームユーザーの獲得をはじめ、クレオンのネットカフェ加盟店2万6000店舗で流通しているプリペイドカードとの連携により、LINE内での決済を可能にするほか、LINEの公式アカウントやスタンプを活用した共同マーケティングも展開する予定だ。
月刊「アスキークラウド」創刊4号(12月号/10月24日発売)では特集「ゲームの魔力で顧客を夢中に 『没頭』ビジネスの正体」をはじめ、ゲームビジネスの変遷やゲームに学ぶビジネスチャンス、ゲームをビジネスに活かす方法などをまとめた。今回のLINEの動きはゲームビジネスの海外戦略でもあり、その点からも今後に注目したい。
関連サイト
■LINEインドネシア「クレオン モバイル」
■LINEフランス「ブイグ・テレコム」
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