スマホを使ったクレジット決済サービスを展開するスクエア(Square)は11日、アメリカン・エキスプレス(American Express)の取り扱いを開始すると発表した。従来からのビザ(VISA)とマスターカード(MasterCard)を含め、ワールドワイドなクレジットカードの3ブランドを利用できるになった。
スクエアは、店舗等を運営する小規模事業者でも顧客へのクレジットカード決済に対応できるようにするサービス。店舗側は手持ちのスマホ(もしくはタブレット)に専用アプリ「Squareレジ」を無料インストールし、カード読み取り機「Squareリーダー」(実質無料で入手可)を接続することで利用できる。
ライバルとなる「ペイパルヒア(PayPal Here)」が新たにJCBカードに対応し、来年3月からビザやマスターカード、アメリカン・エキスプレスを含めて4ブランドを取り扱うと10月末に発表。楽天スマートペイも11月上旬、JCBカードやアメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ(Diners Club)、ディスカバー(Discover)という4ブランドの加盟店申込受付を開始していた。
月刊「アスキークラウド」創刊3号(11月号/9月24日発売)では、「10億円ビジネスを作ろう 現金決済 150兆円争奪戦」と題した特集記事で、クレジットカードや電子マネー、デビットカードなどを活用した“脱現金決済サービス”を紹介しているが、スマホ決済のサービス合戦は激しさを増しているようだ。
関連サイト
■スクエア
この記事の編集者は以下の記事をオススメしています
■[最新号]アスキークラウド 創刊4号(10月24日発売)
「ゲームの魔力で顧客を夢中に 「没頭」ビジネスの正体」
■[関連号]アスキークラウド 創刊3号(9月24日発売)
「10億円ビジネスを作ろう 現金決済 150兆円争奪戦」
■クレジットカードの所有・利用で人気が高いのは?
■スマホを使ったクレジット決済が続々とサービスを拡充
■電子マネー「ナナコ」加盟店拡大、三井住友カードが協力