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有害情報を排除へ、ヤフーなど3社がセーフライン事業開始

2013年11月11日 01時36分更新

記事提供:通販通信

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 ヤフーは11月8日、アルプス システム インテグレーション、ピットクルーと共同で、一般社団法人「セーファーインターネット協会(Safer Internet Association、以下、SIA)」を設立し、インターネット利用者からの連絡を端緒とするセーフライン事業を開始した。

 セーフライン事業とは、インターネット利用者からの連絡をきっかけとして、問題のある情報の管理者に対して削除を促したり、警察への通報を行う取り組み。ヤフーをはじめとした正会員のほか、賛助会員としてミクシィ、グリーが参加している。

 新たに設立したSIAでは、民間の自主努力により、表現の自由と各種権利侵害を調整する役割を担うほか、突発的な事件を契機に扇情的になりがちな違法・有害情報対策において、定量的な効果検証に基づいた対策を模索し、国内外に政策提言を行う。

 今後、同事業を通して、個別の違法・有害情報の排除に努めるほか、それらの対処を通じて得たデータや知見を基に、表現の自由に配意しつつ、中長期的視座に立った違法・有害情報排除施策を検討・実施する。また、大手インターネット企業や関係事業者団体に、同事業への参加を呼び掛け、順次、民間の自主努力の輪を広げる。

 ■「一般社団法人セーファーインターネット協会」(http://www.saferinternet.or.jp/

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