ウィルコムは多機能折りたたみPHS「WX12K」と、ストレートモデルのPHS「LIBERIO 2 WX11K」(ともに京セラ製)を今日から予約開始するとともに、新サービス「モバイル迷惑電話チェッカー」、そして「緊急速報メール」「災害用音声お届けサービス」の提供を14日から開始する。
特に注目は「WX12K」。カード型の「だれとでも定額パス WX01TJ」を使えばスマホでもウィルコム回線で通話できるが、この端末はだれとでも定額パスの機能が内蔵されているため、「だれとでも定額パスアプリ」をスマホにインストールすれば、Bluetoothで連携してスマホでもこのサービスが受けられるようになる。
WX12Kはディテールにこだわった折りたたみ型PHSで、防水防塵(IPX5/IPX7相当)だけでなく、耐衝撃機能も対応しているので、もしものときでも安心だ。
通話機能も強化されており、相手の声を振動に変換し、ディスプレー全体を振動させて音を伝える「スマートソニックレシーバー」を搭載しているので、繁華街などの騒がしいところでもはっきりと聞き取ることができ、さらに相手の声の速度を落とす「ゆっくり通話」機能も合わせて、より快適に通話が楽しめるようになった。
そのほか、500万画素のリアカメラを搭載。月額200円で迷惑電話の疑いがある番号からの着信を自動判別して警告してくれる「モバイル迷惑電話チェッカー」機能や、気象庁の各種速報や警報を表示する「緊急速報メール」に対応した。
LIBERIO 2 WX11Kの特徴はWX12Kと同じくBluetooth連携、防水防塵、耐衝撃、「モバイル迷惑電話チェッカー」、「緊急速報メール」に対応している。大きな違いはストレート型端末だということとスマートソニックレシーバー非対応、そしてカメラの画素数が31万画素ということ。
発売はどちらも11月14日から。なお「モバイル迷惑電話チェッカー」、「緊急速報メール」のサービス開始も14日からを予定している。