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自宅のリビングがカフェやホテルのラウンジになる!

音楽が天井から降り注ぐ埋め込み式Bluetoothスピーカー

2013年11月15日 11時00分更新

文● 岡安 学

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ソファに合わせて、左右2カ所設置すれば、音の広がりを感じられるステレオサウンドが実現

ライター・岡安が体験したぞ! まるでホテルのような音体験!

 音楽鑑賞をする場合、ほとんどにおいて正面から音を聴いていたわけだが、天井から降り注ぐ音に違和感がない。よくよく考えてみれば、ホテルのラウンジやカフェなどで体験できる状況なのだ。しかも、部屋のどの場所にいても、音質が変わらないので、BGMとして心地よく聴いていられる。じっくり聴きたい時は、ソファにどっしり構えて、ステレオ方式で再生すれば、臨場感の高い音楽を楽しめる。

ダイオティック方式なら、リビングにこだわらずのどこにいても聴ける。キッチンに設置すれば水回りを気にしなくて良いので便利だ

因幡電機産業 環境システム事業部 主査 橋本康智さん

軽く小さく、響かせずに低音を出すことに挑戦!

 スピーカーを天井に埋め込むにあたり、最大の問題点となったのが、重さやサイズだ。スピーカーは重さやサイズに比例して、音が良くなるので、一定の音質を保つには、重さが必要だった。

 「天井が抜けたり、スピーカーが落ちてこないようにするには、本体を900gまで絞り込む必要がありました。スピーカー以外にBluetooth通信や制御ユニット、アンプ、電源まで込みの重さです。そのためスピーカーコーンから筐体構造まですべて独自開発し、サイズ以上の音質を実現いたしました」と環境システム事業部の橋本さんは語る。

 他にも天井に埋め込むことで生じる問題点はあったと言う。

「低音を響かせると上階に居る人が、下階からの低音の振動を「騒音」と感じてしまうこともあります。したがって、響かせずに低音を効かせる方法を模索しました。放熱問題も解決策を施しているので、安心してお使いできます」

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