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アスキー・ジャンク部リターンズ 第26回

コーンポタージュに引き続き、クレアおばさんのシチュー味が登場

甘い! しょっぱい! シチュー味の「ガリガリ君」に悶絶!?

2013年10月30日 18時50分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

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「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」。おなじみのキャラクターがシチューを煮込んでいるのみならず、「クレアおばさんのシチュー」のパッケージもあしらわれているという、大胆なデザインだ

コーンポタージュに続き、シチュー味のアイスが登場
……で、実際問題、おいしいのだろうか

 赤城乳業の最大のヒット作といえば、なんといっても「ガリガリ君」。パッケージのいがぐり頭のキャラクターでも知られるソーダ味のアイスで、1981年の販売開始以来、看板商品として高い知名度を得ている。

 また、製品のバリエーションが豊富なのも特徴だ。中でも、2012年9月発売、2013年3月に再発売された、「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」に度肝を抜かれた人は多いだろう。「ポタージュ味のアイス」という驚きの発想は、大きな話題となった。

 その赤城乳業が次に送り込んできたのは、なんとライバル企業の江崎グリコの協力のもとに完成させた、「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」。江崎グリコの「クレアおばさんのシチュー」を、アイスで再現したというものである。

見た目はうっすら黄色い。いかにもシチュー味という感じだ

パッケージを見ると、「シチュー味アイス」と「シチュー味かき氷」と「ポテト」で構成されているそうです

 しかし、そうは言われても、味の想像がまったくつかないのも正直なところ。製品ページの紹介文によれば、「シチュー味のキャンディーに、ガリガリッとした食感が特徴のシチュー味のかき氷の中にポテトを混合した、本物のシチューの味が楽しめるアイスキャンディーです」。おまえは何を言っているんだという感じだが、ともかくシチュー味であることは間違いないようだ。

 ともあれ、百聞は一“食”にしかずがモットーのアスキー・ジャンク部、さっそく食べてみることに。

試食するのは、スイーツ好きなナカムラと、甘いモノが苦手なニシマキ。スイーツでありながらシチュー味のこのアイスなら、2人とも受け入れてくれるはず。ちなみに写真が黄色っぽいのはシチューとは何の関係もなく、西日が強かったためである

疑心暗鬼の2人、さっそくパクリ

このリアクションである

 画像のリアクションがすべてを表している気もするが、ともかく2人にコメントを聞いてみよう。

「一口目はバニラっぽいかな? という甘さがあるのに、あとからしょっぱいです。その甘さとしょっぱさが両方あるのがすごく不思議な感じで、好きかと言われるとちょっと難しいかも……」

「アイスなのにしょっぱい、でも甘くもある、というのが私としては微妙かなという気がしなくはないですが……」

 2人のコメントも困惑気味だが、それもそのはず。確かにシチューの味がするのだ。しかしそこは赤城乳業、ただシチューを凍らせただけの味では塩辛くなると見越してか、アイスとしての甘みも付与している。

 その結果、「甘いのに、しょっぱい」という独特の味を楽しむことができる。もう少し細かく言うと、口に入れた瞬間はバニラのような甘み、その後にシャリシャリしたかき氷部分のシチュー味、時々ポテト、といった感じか。

 コーンポタージュもそうだったが、確かに人を選ぶ味とはいえ、かろうじてバランスを保っているところはさすがと言える……かもしれない。万人にオススメできるかと言われると難しいが、個性的でここにしかない味わいという点で、食べてみる価値はあると思う。

あたりが出ると、もれなく「ガリガリ君オリジナルTシャツ」がもらえるとのこと。残念ながら2人ともハズレだった

 というわけで、今日のジャンク部はガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味でした。ごちそうさまでした。

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