このページの本文へ

業界人の《ことば》から 第63回

タブレットは売れない!? ネットブックはどこに行ってしまったのか?

2013年10月30日 09時00分更新

文● 大河原克行

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 クックCEOは、「世の中で使用されているタブレットの81%がiPadである。その他のタブレットは、すべてを足しても19%に留まる」と発言。さらに、「iPadは、3年半前に登場したが、そのときには、こうした市場が確立するとは思えないという声が出ていた。しかし、いまどうだろうか。iPadはこれまでに1億7000万台を出荷している」とし、「タブレットは売れないだろう、売れるのはネットブックである、といっていた人たちが、いまではタブレットを作っている。ネットブックはどこに行ってしまったのか」などと会場の笑いを誘いながら、Windows陣営を牽制した。

iPadのセールスは飛躍的に拡大している

 そして、「iPadは、どのタブレットよりも使いやすい。それは、圧倒的な差である。この製品はアップルにしか作れないものである」と、米アップルのティム・クックCEOは断言する。

 47万5000種類のiPad向けアプリが用意されており、「これはスマホ向けに用意されているアプリを含んでいない。iPadに最適化したアプリの数である」とする。

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ