dynabook Qosmio T974ロードテスト 第2回
harman/kardon製スピーカーも搭載
エンターテインメント機能満載のノートでBlu-rayを堪能「dynabook Qosmio T974」
2013年11月01日 11時00分更新
東芝が「東芝ダイレクト」限定で売り出す17型ゲーミングノート「dynabook Qosmio T974」。ブルーレイドライブに加え、harman/kardon製スピーカーを搭載しており、映画が見たくなるのは当然のこと。では、今回はこのQosmioで映像&サウンドを楽しんでみる。
映像再生専用のソフトがプレインストール
まず、ブルーレイディスクを入れてからの認識などの反応は良好。ちなみに筆者のPCは購入してから一年半ほどなのでブルーレイドライブにディスクを入れてからの認識に時間がかかる。うらやましい。
さて、視聴だ。Windows 8付属の「Media Player」はDVD/Blu-ray再生に対応しないため、専用のソフトが必要となる。だがさすがに国内メーカー製のエンターテインメントマシン。当然のように、「TOSHIBA Blu-ray Disc Player」というソフトが付属する。ここもCPUのパワーがあるために快適で、さくさくと動作してくれる。ちなみに、DVD再生用として「TOSHIBA Blu-ray Disc Player for DVD」が用意されている。
美しい映像は当然!何よりも素晴らしいのがサウンドだ
映像は当然のように美しい。さすがは人気の液晶テレビ「REGZA」を作る東芝だ。そして、キーボード上部に取り付けられているharman/kardon製スピーカーの音質も非常に高い。ノートPCとは思えないレベルのサウンドを響かせてくれる。また、デスクトップアプリメニューから選べる「DTS Studio Sound」でイコライザーなどを使って、楽しむ作品にあった音質が作れる。個人的には、「低音ブースト」を効かせたほうが、より音の重厚感が増し聞きやすいと感じた。加えて、静かに映画などを楽しみたい場合はイヤホンを使うことになるが、DTS Stuio Soundはイヤホン再生用のモードも備えている。
キーボードバックライトを消して視聴に集中
前回もお伝えした通り、キーボードに赤いバックライトが装備されている。これは「FN」キーと「Z」キーの同時押しですぐにオン/オフが切り替えられるため、光に気を取られることなく作品に集中できる。そして、上部のファンクションキーは、再生/停止、チャプター移動、音量の上下などが直に行なえるので、快適な視聴環境を得られる。
HDMI端子で大画面テレビに出力も可能だ
「やはり映画は大画面で楽しみたい!」という人は、本体右側のHDMI出力端子を活用しよう。これにより、Qosmioをブルーレイプレーヤーにするのだ。本体だけでも、大画面テレビでも、映像を楽しめるという、両方の選択が行なえるのがうれしいところである。
主なスペック | |
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製品名 | dynabook Qosmio T974/97K |
型番 | PT97497KBXBW |
CPU | Intel Core i7-4700MQ(2.40GHz) |
チップセット | Mobile Intel HM86 Express |
メインメモリー | 16GB |
ディスプレー(最大解像度) | 17.3型ワイド(1920×1080ドット) |
グラフィックス機能 | NVIDIA GeForce GTX 770M |
ストレージ | 1TBハイブリッドドライブ(HDD+SSD) |
光学ドライブ | ブルーレイドライブ(BDXL対応) |
通信機能 | 10/100/1000BASE-T LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0 |
インターフェース | USB 3.0×4、HDMI出力端子、約92万画素Webカメラなど |
メディアスロット | ブリッジメディアスロット |
テレビ機能 | - |
サウンド機能 | harman/kardonステレオスピーカー |
本体サイズ/重量 | 約418.4(幅)×272.5(奥行)×30.3~43.5(高さ)mm/約3.4kg |
バッテリー駆動時間 | 約3.5時間 |
OS | Windows 8.1(64bit) |
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business 2013 |
主要ソフト | Skype録画アプリ(Corel Video Studio)、Skypeらくらくナビ、RZスイートExpress、思い出フォトビューアー、PC引越しナビなど |